2005年12月31日

一人の第九

日本で「一万人の第九」なんて企画があるように、ベートーヴェンの「交響曲第九番」は合唱団も入って大編成でやるものですが、今年の暮れに聴いていた「第九」は究極の小編成によるものでした。たった一人で演奏する第九。リスト編曲によるピアノ独奏版です。

もともと演奏に1時間以上かかる大曲なのに加え、超絶技巧でならしたリストの曲だけあって弾くのは恐ろしく難しそうですが、これは見事な曲ですね。オーケストラで出ている音をきちんと鳴らし、原曲の壮大さをそのまま伝え、しかも「元からこれはピアノ曲として作られたんではないか」とすら思えるほど違和感がありません。ピアノという楽器の表現力の凄さがよく分かります。(もちろん、表現力豊かなピアニストの力あってのものです)

ピアノ版を聴きながら、知らない間に頭の中でオーケストラを鳴らしてしまってることに気づいたりもしますが、ピアノ曲として味わうのがいいんじゃないでしょうか。

リストが活躍した19世紀には録音技術がまだ発明されておらず、音楽とは保存できない、常にライブで体験するものでした(例外があります。オルゴール)。ましてやベートーヴェンの第九のような大編成を必要とする曲は演奏される機会も少なかったでしょうから、こういうのをピアノでサラサラッと弾けちゃうとサロンなんかでは大スター!だったでしょうね(^^)。もっとも何人がこれを弾けたかは知りません。この曲の編曲にはリストも苦労したらしく、なかでも合唱が入る最終楽章は一度は編曲をあきらめたらしいです。

ピアノ版の「第九」を聴きながら暮れ行く年の瀬です。

ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第9番 「合唱」ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第9番 「合唱」
カツァリス(シプリアン) ベートーヴェン リスト

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このカツァリスはショパン弾きとして有名ですが、リスト編曲のベートーヴェン交響曲9曲全部を録音しています(上で紹介しているのと同じシリーズにあります)。

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2005年12月27日

うわiTMSに都はるみ

あまり好意的でない評価を以前iTMSにしてしまったんですけれども、なんかすごいバナーを見つけたんで貼ってみよう。こんなバナーもありなのね。ちょっと見直したかも。もっともっとオルタナティブを。(都はるみをオルタナティブなんて呼ぶのは失礼か)

art3_125x125.jpg

参考: 以前都はるみのことを書いた記事↓
都はるみで総立ち
iTMSでは「ジャンル:演歌」になってるがこれは間違いだろ。京都が産んだ日本の偉大なソウルシンガーだぜ!
でもまだiTMSでは曲数が少ない。

iTMSに好意的でなかった記事(^^)↓
結局iTMSから買わない私

ちょ待て(1/11追記)

バナーが勝手にボブ・マーリーに変わっちゃったよorz ひどい! でも面白いのでそのまま貼っとこう。また変わるかも。
都はるみはこっちね。→ 都 はるみ

さらにさらに追記

こんどはホール&オーツに変わった。ダリル・ホール太ったな、と思ったら次はUAだって。もうめちゃくちゃ、面白すぎる。このまま放置します。

Technorati Tags: ,

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2005年12月24日

タグを簡単に付ける

ecto_entry_10_s.jpeg 日本のテクノラティでもタグ検索が導入されたということで、ブログの記事にタグを付けてみようとする人も多いかと思います。でもテクノラティのタグを説明したベージを見ても分かるように、いちいちHTMLを手作業で挿入するのは結構面倒です。(というかそういう風につけるものではないと思います)

ここはSeesaaブログなんですけど、Seesaaの開発陣が気の利く人達ならばそのうち投稿画面に「この記事に付けるタグ」というボックスが追加されるかも知れませんが、どうですかね。

タグを簡単に付けるには、たとえば ecto のようなブログクライアントを使うという方法があります。ectoでは最初からタグがサポートされていますので、HTMLタグを記述しなくてもタグを簡単に挿入できます。

2回続けて記事にectoの名前が出てきてなんだか回し者みたいですが、まあ自分は便利に使っていますので紹介させて頂きます。そうそう今はクリスマスディスカウントとやらで20% offだそうですよ。…ますます回し者くさいな^^。

ところでこのタグ、日本語で付けるのと英語で付けるのとどっちがいいんでしょうか。「タグ」か「tag」か。

(追記)

トラバで気がつきましたが、日本語タグのリンクは文字化けしてますね。タグ自体はきちんと反映されているようです。それと、ectoがアメリカ製ということもあってタグのリンクは www.technorati.com に貼られますが、きちんと technorati.jp の方でも機能しています。

(さらに追記)

テクノラティでもツールが公開されています。
タグクリエイター
推奨動作環境OS: Mac 10 …って何でしょか。なかなか見ない表記だ。←今は直ってます。

Technorati Tags: , , ,

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2005年12月20日

しかしサーバが重いねSeesaa

みたいなエントリはもう書かないでおこうと年の初めに誓ったのだけれど。

ectoみたいなブログクライアントを使ってもなかなかpostが完了しなかったり、タイムアウトしてしまうというのは相当ですな!

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2005年12月19日

「今年の人」にボノ(とゲイツ夫妻)

Time誌の "Person of the Year" に、ゲイツ夫妻とともにボノが選ばれています。この人はノーベル平和賞候補だの、世界銀行総裁候補(これはさすがに悪いジョークだろうと思った)だのと、今年は音楽以外のところでいろいろ騒がれていましたが、中でも目立ったのはエジンバラ・サミットへ向けての働きかけとLIVE8。「いいことをすることに如才なく、正義を設計し直し、慈悲を格好良く、希望を戦略的にし、ほかの人たちを追従させた」(記事を紹介したasahi.comの訳)とされています。

世界の貧困というのは厄介な問題で、「責任はどこの国にある」「本当に悪いのは誰だ」で到底済ませられるものではない。ボノの主張に賛同するかはひとまず置いておいて、一人一人に「いまそこに問題がある」と気づかせること、「ではどうすればいいのか?」と考えさせるきっかけを作るという意味では、ロックスター(!)としてかつてないことをやっていると思います。

ただ…、日本では、「ホワイトバンド問題」という本筋以外の点がクローズアップされ、肝心の貧困云々はほとんどどっかに行ってしまいました。キャンペーンの進め方に大いに問題があったということは否めません。
ホワイトバンドなぞ着けなくてもいいので(もちろんはめたって構いませんが)、静かな夜にゆっくり考えてみるのはどうでしょう。

ボノさん、また日本でも演ってくださいよ。

B000A8RH9OLIVE 8 (初回出荷限定価格)
オムニバス ポール・マッカートニー U2

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2005年12月17日

結局iTMSから買わない私

ここでも何度か取りあげた今年のニュースといえば、やはり日本でもiTMSがはじまり、音楽配信ビジネスが本格的に動き出したということですけれども。

取りあげていた割には、私はほとんどそこから買っていないのです。iTMS自体はよく見ています。暇つぶしにブラウズしてみたり、気になる曲を試聴してみたり。でも、購入まではなかなか至りません。「よーしこれ買おう」と思ったら、タイトルをメモっておいて次の日CDショップに出かけて探すというパターンがほとんどです。洋楽ではiTMS価格より輸入盤の方が安いことが往々にしてあるという事情もありますが、それだけではありません。

CD自体は、場所は取るし落としたらすぐ割れるしで、数が増えてくると扱いに困ります(現に困ってます。地震が来たら押しつぶされそうだ)。でも、CDは音のデータだけを買うのではない。ケースがあり、カバージャケットがあり、歌詞があり、なんかの写真があり、関わった人のクレジットがあり、と、こういうのを見たり読んだりするのがまた好きなんですよね。トータルなパッケージとして楽しむというか。で聞き終えた後は棚に入れて背中から眺める。
これが、配信・データダウンロードでは味わえない。もったいないというか、物足りない気がします。
むしろ時代は紙ジャケですよ、っつうか。

前のエントリで言及した「ラプソディーネイキッド」は、iTMSに出ていません(オリジナルの「ラプソディー」はあるRhapsody)。もし出ていたとしても、やっぱりこれはパッケージで持っていたいものです。

そんなわけで私が配信サービスに望むのは、「廃盤等の事情でもう流通していない音源」の発掘です。大きな収益が期待できるわけではないからいろいろ難しいのでしょうが、ロングテールの一番しっぽの部分、を充実させるのも大事じゃないかと思うのです。そうしたら私のような人間だって宗旨替えするかも知れないじゃないですかw。

iTMSのアフィリエイトプログラムが先日から開始になったということで、それ系のサイトでiTMSへのリンクがたくさん増えていますけれども、ちょっと覚めた目で眺めています。と言いつつアフィリエイトつきのリンクを自分でも貼ってたりして。^^

Technorati Tags: ,

posted by gyogyo6 at 17:03 | Comment(0) | TrackBack(1) | iPod/iTunes | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

今年の1枚

この時期になると「今年の収穫・ベスト○○」といった企画をあちこちで見かけるのですが、当ブログは音楽を取りあげてはいるものの、ご覧の通り新譜を追いかけたりはしていません。なので「今年の○○」というのは選びにくいのですが、それでも「おっこれは!」というものがいくらかはあるものです。というわけで、今年発売されたものの中でベストはこれ。

B000AU1N5Gラプソディー ネイキッド
RC SUCCESSION 忌野清志郎
ユニバーサル・シグマ 2005-10-26

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えー、どこが新譜やねんという話ですが。

元はといえば1980年に発売されたRCサクセションの名作ライヴアルバム「ラプソディー」。
これは、ライブバンドとして評判と実力を上げていた彼らが、「ライブの盛り上がりようをスタジオでどうしても再現できない」と悩んだ末に「じゃあ新譜をライブ録音で出せば」ということになり、そのために1日だけ行ったライブを素材に作り上げたものです。レコード化に当たっては、LP1枚に収まるよう収録曲を削り、ミストーンは録り直して差し替え、熱気を損なわぬまま加工を行いました。

歴史に残る名盤になった「ラプソディー」。しかしアルバムのディレクター氏はビートルズの「Let it be Naked」を聴いて「あの『ラプソディー』もそのままの姿で出そう」と思い立つ。当時の録音テープを探し出し、オリジナル発売から25年目の今年にノーカット版CD2枚組として出た、のでした。
冒頭のMCからアンコールまで。今に至る「日本のロックバンドのライブ」の原点。エッセンスが凝縮されてはじけたライブです。当たり前ですがみんなエネルギッシュ!

おおくぼひさこ(わあ懐かしい!)による写真多数、ディレクターが制作の経緯(オリジナル盤、ネイキッド版とも)を綴った渾身のライナーノートつき。清志郎、チャボら当人のメッセージはありませんね。企画に乗り気じゃなかったんでしょうか。まあいいか。
当日のライブ映像を収録したDVDもついていますが、まあ、これはおまけということで。

ということで今年の1枚でした。

posted by gyogyo6 at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

track word

track word というサービスが(現時点でアルファ版ですが)あります。サイドバーの下の方に「このページはこんな言葉で検索されているらしい」というタイトルを付けてバナーを貼ってあります。機能はそのタイトルの通りで、検索サイト経由でそのページへの訪問があった場合に教えてくれる、ついでにそのページにも表示してくれるというものです。実はここシーサーブログにも似たような機能はあるのですが、それよりも少しだけ気が利いています。

思わぬ言葉で思わぬページがヒットしていたのが分かったりして面白いです。(訪問してくれる人にも何か役に立つのかな?)まだ利用し始めたばかりなので、検索経由で訪問のなかったページには何も表示されていません。

エイベックスの別の顔」というエントリが「大塚愛の過去の顔」で検索されて来たのがなんだかおかしかった。「過去の顔」って私も知らんて。「人知れずボランティア活動に精を出していた」とかの美談ですか?それとも。

(ここに書かれていることはエントリ時点=2005.12.11の状況で、日が経つと変わっているかも知れませんが悪しからず)

12/14追記

アルファ版からベータ版になったようです。

posted by gyogyo6 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | このblog | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

ちゃんとしたクリスマス

前に紹介したGMOのアルバムだけでクリスマスを過ごすのも何なので、ちゃんとしたクリスマスものも紹介しておきます。もうずっと我が家では定番のこれ。

B000003F53The Bells of Dublin
The Chieftains
RCA Victor 1991-07-01

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アイルランドの雄・チーフタンズが1991年に出したアルバムです。いわゆる「クリスマスソング集」とは少し趣を異にする、「クリスマスのアルバム」。タイトル通りにダブリンの教会の鐘の音から幕を開け、エルヴィス・コステロら大勢のゲストも参加してのアイルランドのクリスマスが展開されます。

寒い夜に、部屋を暖かくして聴いたらいい感じです。

posted by gyogyo6 at 15:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする