前エントリの「ゲルニカ: 改造への躍動」をCDショップで買ったとき、「特典グッズ」として「虫つくしランチョンマット」なるものをもらったんですけど。
こんなやつです(部分)。
食が進みそうなランチョンマットであります。
昔のことです。「ビックリハウス」「宝島」なんて雑誌を当時読んでいた私は、ゲルニカのファーストアルバム「動躍のへ造改」(ふだくやのへふざひわく。←右から読んでください。なお仮名遣いは「我々の捏造」であると断られています)がレコード屋でとても気になっていました。ジャケットがあんなのだし、曲のタイトルはアレだし、ラジオでちょっとだけ聴いた曲も強烈だったもので。
しかし、どうしても買う決断がつきませんでした。レコ屋の棚で強烈なオーラを発していたこのアルバム、うっかり買ったらなんかあっちの世界に引き込まれてしまうのではないか、「ぼくはふりょうになってしまうのではないか(大笑い)」というアラームが頭の中で鳴り響いていたのです。
今回再発になった「改造への躍動」を久々に聴いてみました。というか全曲聴き通したのは実はこれが初めてです。 …やっぱり、あの時買わないでよかった(注意: 最大級の褒め言葉です!)。と今でも思える凄い音楽です。
戸川純、上野耕路、太田蛍一というユニーク極まる個性が集い、細野晴臣プロデュースの元で1930年代頃の怪しげなモダニズムをたっぷりのスパイスとともに現出させたゲルニカ。未来派か、はたまた社会主義リアリズムか。高音部と低音部をばっさり切り落とした音響効果も抜群の、奇跡の一枚です。(リリース1982年)
改造への躍動(紙ジャケット仕様・生産限定盤)
ゲルニカ 太田螢一 上野耕路 戸川純
曲名リスト
1. ブレヘメン
2. カフェ・ド・サヰコ
3. 工場見學
4. 夢の山獄地帯
5. 動力の姫
6. 落日
7. 復興の唄
8. 潜水艦
9. 大油田交響楽
10. スケエテヰング・リンク
11. 曙
12. 銀輪は唄う
13. マロニエ読本
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これを店で買ったときについてきた特典のグッズがなかなかすごいものだったのですが、詳細は次エントリ「虫づくし」にて。
アップルのiTMS、ついにダウンロード数10億曲を達成 (cnet)
米国時間2月22日午後9時40分頃、同社のサイトに設けられていたオンラインカウンターの数字が10億に達した
うーん、あと2日ずれていたらスティーブ・ジョブズへのバースデイ・プレゼントになっただろうにね(ジョブズは2月24日生まれ)! 実に惜しい!!
私も10億曲祭りの期間中に1曲だけ買いました。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート
から「ラデツキ行進曲」を。何というかこれもお祭りみたいな曲だ。
アマゾンに レトロゲームストア なんてコーナーがあるんですね。
アマゾンが在庫を持っているわけではなくて、ほとんどマーケットプレイスの商品です。プレイステーションはリストになく(まだ現役のようです)、ドリームキャストがレトロ扱いです。ファミコンはレトロ扱いでメガドライブがない(現役なのか?まさか)など、ちょっとセレクションがよくわからないところもありますが。
見ていきますと、スーファミソフトの名作・チュンソフトの「風来のシレン」なんかが。おお懐かしい。これ、マーケットプレイスで「新品」を出品している業者がありますが、ほんまかいな?(笑)何をもって新品というのでしょうか?
バーチャルボーイのハードなんてのも。おっとここにも「未開封新品」が! すごい。でもやたらと高いですね。
ファミコン・スーファミのソフトは押し入れの中に結構あったはずなんで、自分も出品してみようかな。おびただしい時間を奪われましたが、今となってはよき思い出です。
先週のサーバ増設工事やらダウン直前にやったショッピングサイトのリニューアルとひょっとして何か関連ありますかね。よくわからないけど。しっかりしてくださいね。
とりあえずサーバルームの前に魔除けのシーサーでも置いてみてはいかが? 安いのはダメっすよ。
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ところでシーサー様へご提案
さてシーサーブログのトップページのタイトルに
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とあるのは思い切り格好が悪いというか品がなさげなので、そろそろ取りませんか。無料のブログサービスは今では別に珍しいものじゃないし、そんなに強調しなくても…。
「テレビのいいところ」「テレビのいいところは?」という言葉を検索してこのブログを訪れてくれる方がちょくちょくいらっしゃいます。ここのあるページが某検索エンジンで「テレビの…」で検索したときに結構上にランクしてしまっているようだ。「テレビのいいところ」については特に書いていないのに申し訳ないことです(「ドレミノテレビのいいところ」は書いてますが)。
ところで、こういう漠然とした言葉で検索するのはどういう目的なのか、ずっと気になっていたのですが、先日はたと気がつきました。
これは、学校の授業か宿題ではないか? 「テレビのいいところ、悪いところについて調べなさい」という問題を出された小学生(に限りませんが)が、そのままの言葉で検索しているのでは?
迷推理でしょうか。「テレビのいいところ」で検索して来た方、よろしければ正解を教えていただければうれしいです。
それと、自分が知りたいことにたどりつくためには、いろいろ言葉を組み合わせたり変えてみたりしてためしてみるのがいいと思います。たとえば、「テレビ 利点 時間」という言葉で検索してみると、また違ったページに出会えたりしますよ。
指導されている先生もよろしくお願いします。(もうすっかり学校の課題だと思っている)
このへんも参考になります: Googleの基本検索
検索ボックスに手がかりとなるキーワードをいくつか入力してEnterキーを押す(またはGoogle検索ボタンをクリックする)と対象の検索結果が表示されます。
別に何のテクニックというわけではなく、検索サイトの「基本検索の方法」として書いてあることですけど。(引用部強調筆者)
たとえば100曲クラシックのシリーズなどは、交響曲のある楽章だけ・それも抜粋といったトラックがたくさん(というかほとんど)ありまして、曲はぶつ切りになってます。交響曲なら最初から最後まで聴かないと値打ちないやろ、みたいな考えでは駄目なようです。
クラシックからポピュラー音楽に目を転じますと、従来アルバム単位で聴かれていたものもiPodやらのおかげで曲単位で聴くという機会が急速に増えて来ています。
しかしCD時代に、無茶なことをやらかしたアルバムにその昔私は出会ってしまいました。それはPrinceの "Lovesexy"。
84年の「パープルレイン」のメガヒット以来、プリンスは「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」「パレード」「サイン・オブ・ザ・タイムズ」と、革新性とポップス性が絶妙に融け合ったアルバムを連発します。才気煥発というか、あふれ出る創作欲にリリースが追いつかないというか。本当かどうか、「プリンスは引退するまでの曲をもう全部作っていて、あとは順にレコーディングするだけなのだ」なんて話を当時読んだこともありました。
彼が87年末にリリース予定だった「ブラック・アルバム」をお蔵入りさせてしまい、その翌年に発表したのがLovesexy。CDでは「アーティストの意向により」、全9曲が1つのトラックに収められてしまっています。つまりCDプレイヤーから見ると、45分の長い1曲しかないわけです。聴くときは常に最初から通しで。曲の頭出しが出来ません(^^)。当時のプリンスだからこそ、こんな形でのリリースが許されてしまうのです。おまけにアルバムジャケットは自らのヌード写真というだめ押しつきです。
ちなみに現在、アメリカのiTunes Music Store でプリンスの曲が売られています(日本のiTMSにはありません)が、"Lovesexy"はカタログにありません。
我が儘で露悪的な天才。というイメージは、私には『アマデウス』で描かれるモーツァルトを想起させます。「人類史上の天才とプリンスを一緒にするな」とお叱りの声もあるでしょうが、この時期のプリンスは本当に「モーツァルトが20世紀のアメリカに生きていたとしたらこんな活動をしたんじゃないか」と思わせるほどのものがありました。それだけ世界中の大衆を狂喜させ、世界中のサリエリ(凡庸なミュージシャン達)を絶望させてきたわけです。
プリンスはこの後、レコード会社と揉めたり、自らの名前を発音不能な記号に「改名」したり、周囲は何と読んでいいか困って「元プリンス」「昔プリンスと呼ばれていたアーティスト」とか呼ばれたり、ダンサブルなアルバムが不評だったり、やっぱり名前をプリンスに戻したりと紆余曲折を繰り返しますが、光は何ら失うことなく現在に至ります。
1994年のアルバム"COME"では「プリンスという名を葬り去る」という意図で、名前は "Prince(1958-1993)" とさながら墓名碑のようにクレジットされました。35歳で死んだことになったプリンス、偶然にもモーツァルトの没年齢と同じでした。
LOVESEXY
プリンス
ワーナーミュージック・ジャパン 2005-05-25
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しまった画像が大きすぎる!
…よく行くCDショップのプリンスの棚にこんなPOPがありました。
電撃のモータウン移籍! 今春発売の新作も大傑作であること間違いなし!
すごい煽り。おいおい、お前もう全部聴いたんかって感じですが(^^)。
新作は「3121」ですね。期待しましょう。
絶頂期のライブ。
プリンス サイン・オブ・ザ・タイムス
プリンス
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naoyaのはてなダイアリー - サーバーを増やせばいいんじゃない、サーバーを増やすだけで解決できるように努力するのだ
はてなCTOのnaoya氏による示唆に富むエントリ。
シーサーの「重い→サーバ増設→また重い→サーバ増設→またまた重い→…」というループはどこがネックになっているのか素人にはよくわかりませんが、中の人もがんばってください。
Seesaaの歴史↓
Seesaaサービス、サーバ増設に伴うメンテナンスのお知らせ(06年2月)
Seesaa ブログ、サーバ増設およびプログラム改修のお知らせ(05年10月)
Seesaaサービス、サーバ増強に伴うメンテナンスのお知らせ(05年7月)
サーバ増設に伴うSeesaaサービスの一時停止に関するお知らせ(05年4月)
Seesaaブログ、サーバ増強完了のお知らせ(05年3月)
Seesaaサービス、サーバおよびメモリ追加完了のお知らせ(05年1月)
サーバ増設のお知らせで、季節の移り変わりを知る…。次は4月と見た。
このエントリは100曲3000円・ワールド編の続きというか補足です。
ワールド・ミュージックのコンピレーションである「ベスト・ワールド・サウンズ100」と「地球のうた」。おなじ音源を使用し、曲目もほとんど一緒、なのにアマゾンがおすすめする「関連商品」はなぜか全然違う。どれだけ違うのか、ここに書き出してみました。なおこのリストはエントリ日現在のものです(時が経てば変わる可能性があります)。
ベスト・ワールド・サウンズ100 の関連商品:
地球のうた の関連商品:
見事なまでに違います。やはり買う人の層、というか属性の違いでしょうか。なんとも面白いものです。 いや面白いで済むのか。
よく「100曲シリーズをきっかけに、フルアルバムも買ってくれたらファンの裾野が広がる」という意見を聞きます。しかしどうもこれを見ていると100曲シリーズを買う人は100曲シリーズみたいなのばっかり買っているんじゃないかという印象を受けます(この傾向はクラシックのそれでもあまり変わらない)。それで満足しているとなると、去年からの100曲ブームは『裾野の拡大』に本当に貢献しているんだろうか。
クラシック業界を席巻しているらしい100曲3000円の波はいろんなところにやってくる。この前はこんなのを見つけてしまった。
ベスト・ワールド・サウンズ100
オムニバス フィリップ・クーテフ・ブルガリア国立合唱団 他
ビクターエンタテインメント 2005-11-02
by G-Tools
ビクターには「JVCワールドサウンズ・シリーズ」(シリーズの名前はいろいろ変わっているが、現在はこの名前のようだ)というカタログがある。いわゆるワールド・ミュージックの貴重な音源を集めたものだ。これは、その豊富な音源から100曲集めてきたものだ。収録されている演奏はいずれも素晴しいものばかり。
…なんですが、これは本当にサンプラーだなあ…。全6枚のディスクのうち、たとえば1枚目はブルガリアの女声ポリフォニー、グルジアの男声ポリフォニー、グレゴリアン・チャント、それからヌスラット様(カッワーリー)。うーん。一曲一曲は文句ないのだけど、なぜこれらが1枚のディスクにコンパイルされているのかさっぱりわからない。(まあ、元シリーズの番号順ですが、そうだとしたらあまりに安直)
重ねて申し上げますが演奏は素晴しいものですので、これで興味を持った方はぜひフルアルバムの方も聴いて頂きたく思います。シリーズの性格として、いわゆるポップス系の音楽はありませんが。
で、サンプラーなら全く同じ音源を使用したこんなのを、ビクターが6年前に出してます。しかも曲目は上のとほとんど同じ。
地球のうた
民族音楽 フィリップ・クーテフ・ブルガリア国立合唱団 他
ビクターエンタテインメント 2000-07-05
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2枚組で100曲収録1,500円。あれどっちがお得なのかわからないな。ただしこちらは1曲1分程度でフェイドアウトしてしまう、本当のサンプラーです。ただ、「どんな音楽があるのかな」という確認の意味ではこっちで十分じゃないかと思う。どうも「ベスト・ワールド・サウンズ100」のほうは、流行の「100曲6枚組3,000円」というフォーマットに乗せてみましたというテキトーな商品に見えてならないんですが、どうでしょう。
しかし非常に興味深いのが、アマゾンが自動的に選ぶ「こんな商品もおすすめ」のラインアップがこの2枚で全然違うことです(上のリンクをクリックしたら「こんな商品も」が表示されます)。ベスト100の方は関連商品がフィッシュマンズにステレオラブですからね! 新しいリスナーの獲得につながっているのか、そのリスナーがどういうのを聴いているのか、次に何を聴くのだろうかと、いろいろ考えさせられます。私は一リスナーに過ぎないのですが、思わぬマーケティング資料を見せられた気分です。
→2枚それぞれの「おすすめ」比較を別エントリにしてみました。→ポジティブサプライズ: この差は何なのだろう
「100曲3,000円」ブームの元であるクラシックのファンは、例のシリーズをどんな風に見ているのかとちょっと気になった。
JVC WORLD SOUNDS (ビクターエンタテインメント公式)
参考エントリ: 100曲3000円
CDジャーナルムック レコジャケ ジャンキー !
音楽出版社 2006-01-31
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この本の装丁自体が『サージェント・ペパーズ』のパロジャケになってる。表紙だけじゃなくて、裏表紙も内装も、帯に至るまで完璧なパロディ(帯の折り返しにある「補充注文票」ワロタ)。デザインはマッハ55号によるものです。
しかし中味も労作だなあ。巻頭から『サージェント・ペパーズ』のパロディジャケットが29種も紹介されるのが圧巻です。
パッケージビジネスは衰退してほしくないなあ。あーでもLPジャケットがほとんど絶滅した時点でこの手の楽しみは半分終わってるのかもね。あのジャケットサイズでこそデザインも映えるというもの。
ちょっと並べてみよう。いずれも元ネタは超有名盤。こういうのは前エントリのような「パクリ・盗作」とは言われないんだな。
ブルース・スプリングスティーン vs. セサミストリート(再登場)

面白いジャケのものほど、アマゾンに画像が用意されていなかったりして悲しい。
参考URI: 版元・音楽出版社の特設サイト
関連書籍: すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。
Positive Surprise)