2006年08月30日

アニメを見ずにサントラだけ買う

というのはあまりないでしょうが、パール兄弟となると放置するわけにもいきません。

B000GIWNK6テレビアニメーション「N・H・Kにようこそ!」O.S.T.ダークサイドにようこそ!
TVサントラ パール兄弟
ビクターエンタテインメント 2006-08-23

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滝本竜彦の小説は、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」だけ読んだ。これは良いと思った。「NHKにようこそ!」の方は未読。読んだ方がいいのかしらん。まんが化アニメ化と、なかなか順調のようですね。残念ながらアニメは私の住む地域では放映してません。それはともかく。

パール兄弟のオリジナルメンバー4人のうち、サエキけんぞう、窪田晴男、バカボン鈴木と3人までが結集しています。しかし、80〜90年代に活躍したアーティストというのは、現在では自動的に15年〜20年というキャリアを持っていることになるんですね。このへんは本当に時代の流れというのを感じます。

サエキけんぞうの言語感覚は相変わらず個性が強いです(「君に崩えホえ」「きょうは夕陽野郎」などにピン!と来たらOKです)し、サウンドの方も濃いポップが健在。うーんこれはアニメも見るべきなのかな? どうしよう。

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2006年08月24日

音楽は全身で受け止める

私は古いタイプの人間であるのか、音楽をヘッドホンで聴いてそれでよし、というのはどうもピンと来ません。耳のすぐそばで鳴るものが音楽? そんなバカな。

だって音というのは、空気の振動なんですよ。たまたまそれを一番捉える器官が耳だというだけの話で、振動は全身で受け止めているんですよ。皮膚呼吸ならぬ皮膚聴取。

mf247の丸山さんがブログで(これ、大変面白いです)こんなことを書いておられます。

丸山茂雄の音楽予報 ウォークマン その3

「バカヤロー! 耳だけで気持ちがイイ!だって?
そんなものは本当の音楽じゃネーンダ!
お前な! 音楽を何だと思っているんだ! 音楽はセックスだぞ! ドンドン、ズンズンがなかったら セクシーじゃないだろ! 耳だけで気持ちがイイなんてことはセックスなしの男女交際と同じだ! 意味ない!!!」
申し訳ありません。 つい興奮してしまって下品になってしまいました。(笑)

ここだけ引用するのは不適切かもしれませんね(笑)。普段はもっと紳士的な文章を綴っておられます。とまあそれはともかく、ドンドン、ズンズンといういわゆる「音圧」を感じなくったって、微細な振動は必ず肌で感じているものなのです。それも含めての音楽じゃないですかね。

一番良いのは演奏されている現場で聴くこと、なんでしょうが、それがかなわなくてもできるだけ大きなスピーカーで再生する(音量は小さくても構いません。近所から文句が出ないように)のがいいんではないかと考えます。あ、いくら「全身で受け止める」と言っても、全裸になる必要はないと思います。
と書きながら普段は通勤電車の中でイヤホンで聴くことが多い私。うーん。

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2006年08月15日

ヌスラット+大正琴=??

このブログはいろんな言葉で検索されて訪問があるわけですが(サイドバーの下の方に「このページはこんな言葉で検索されているらしい」という欄があるのでご参照)思いがけない単語の組み合わせで検索されて来て、書いている私も驚くことがあります。

最近では「ヌスラット+大正琴」という言葉の組み合わせがありました。ヌスラットとはイスラム音楽・カッワーリーの巨匠であったヌスラット・ファテ・アリ・ハーン(1948-1997)のことだと思いますが(違うヌスラットさんがいたら教えてください)、それと「大正琴」の組み合わせというのは正直「その発想はなかったわ」という感じ。完敗です(何が)。ヌスラット達は大正琴なんて使ってましたでしょうか? というあたり、疑問がムクムク湧いてきてしまうのでした。

最近はヌスラットの後を襲わんとする人の活動も盛んらしく、ヌスラットの甥のラーハットといった人もいますが、こんな人も人気があるようで最近日本盤が出ました。

B000GOQSC4わが師ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン
ファイズ・アリ・ファイズ
ライス・レコード 2006-07-09

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原題はこんなんじゃないんですが、すごい邦題がつけられております。意気込みは伝わってきますね。かつてヌスラットが演っていたレパートリーも取りあげていて、「どや!」という自信にあふれた声が聴けます。新時代にふさわしい。ボーカリストとしては世界でも有数の力強さと言えるんじゃないでしょうか。カッワーリーだけでなく、ヌスラットも好んでやっていた異種格闘技にも参戦してほしいです。

ヌスラットはヌスラットでこんな「新譜」が出ている。…新譜?

B000GW8UQIヌスラットよ、永遠に
ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン
インディペンデントレーベル 2006-07-30

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大正琴がまだ気になっている私でした。

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2006年08月07日

ロープライスイヤホンの製造元

少し前に「iPod に採用されているイヤホンはフォスター電機という日本のメーカー」という話題がありました。もっとも、ご多分に漏れず生産拠点は中国のようなので、「Made in Japan」というわけにはいかないようですが。
このことがしばらく気になってました。

そうしていたところ、 ARTIFACT の加野瀬さんが低価格ヘッドフォンの記事を書いていた(今年の4月)ものの RSS フィードがなぜか今頃流れてきまして、もう一度読み返してみたのです。そしたらどうも、低価格ヘッドホン(イヤホン)として評価の高いゼンハイザーや AKG の製品も、フォスターの OEM 品というではないですか。

低価格ヘッドホンいろいろ (ARTIFACT)

フォスター電機株式会社:ヘッドフォンシリーズ
どれがどの製品か分かりますか? どれもこれもどこかで見たことあるような気がしてきました。ヤバイ。

まあこの価格帯の製品の生産地はほとんどが中国をはじめとするアジア地域なので、そんなこともあるかなとは思っていたのですが。これは面白いです。

結局、私たちがいろんなメーカーから低価格イヤホンを選んでいるつもりでも、作っているのはみんな同じ工場だったりしてね。そう考えるとなんか楽しいような、つまらないような。

以前にも書いたとおり私は現在 iPod に AKG の K12p を使用中。加野瀬さんは「価格的なメリットが薄い」と書いてますが、なかなかいいですよ。これもフォスター製品なのかな? などということはあんまり考えないことにしましょう。

B000AL1KA8K12P ステレオ・イヤフォン
ハーマンインターナショナル

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2006年08月04日

iTMS - Japan 1周年

この佳き日に、売上チャート1位が class「夏の日の1993」 class - Classix - 夏の日の1993 というのが何とも微妙。これが良くも悪くも iTMS の姿なんだな。
あれ、 夏の日の2006 Rockwell - 夏の日の2006 -based on 1993 - Single - 夏の日の2006 -based on 1993- なんて曲もあるんですか。

参考:一週間前のエントリ

posted by gyogyo6 at 09:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iTunes | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

プロデューサーの役割

宮沢和史率いる "THE BOOM" 。デビュー当初から優れたメロディーメーカーとして知られていましたが、「島唄」でヒットを飛ばしたのは1993年のことです。

ヒットに火がつきはじめた頃、彼らはニューアルバムの制作に取りかかります。プロデュースには彼ら自身の他に、久保田麻琴や朝本浩文といった名前が挙がっていました。
当時の久保田麻琴と言えば、以前のエントリでも書いた通り、サンディーとの共同作業が未到の境地に達していた頃。それだけではなく、エルフィ・スカエシやデティ・クルニアなどアジアの歌手のプロデュース(再生)も手がけ、その手腕が絶賛された時期です。

そして届けられたアルバムが "FACELESS MAN"。いったいどんな具合になってるのやらとCDを再生します。
1曲目が久保田プロデュースの「いいあんべえ」。おっと全編沖縄言葉(翻訳?は平安隆)か、と思う間もなくガムランが聴こえ、リズムセクションは打ち込み。ケチャのかけ声が入るわラップが入るわと、ものすごい展開です。沖縄コーラスは我如古より子グループ。…なんだこれは。
とあっけにとられている暇もなく2曲目は 朝本(R.J.W.名義)プロデュースで「YOU'RE MY SUNSHINE」。ホーンセクションとして THE THRILL が入ってきます。
3曲目はふたたび久保田の手になる「真夏の奇蹟」。キター!という感じでコーラスはディック・リーだ。ここまでやられるともう降参です。

というわけで、これまでのバンド主体の音から大きく舵を切った、というかやりたい放題遊んだというこのアルバムは THE BOOM の新境地を開き、その後の宮沢の幅広い活動(広すぎます)の元にもなったような画期的なものでした。

B0009V92K4FACELESS MAN
THE BOOM
Sony Music Direct 2005-08-03

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上の盤は、2005年にリマスタリングされたもの。
久保田麻琴は、この後のアルバムでも何曲かプロデュースをしています。その度ごとにサウンドの傾向は変わって行きますが、いずれも良いアクセントになっています。逆に宮沢は翌1994年に、サンディーのアルバム「ドリーム・キャッチャー」(久保田プロデュース)にアルバムタイトル曲を提供しています。

宮沢の最新アルバムは、 GANGA ZUMBA なる10人組混成ユニットでのミニアルバム。祝祭バンドですね。これは生で聴きたいなあ。 iTunes Music Store では、オープン1周年記念ということで "The Theme of Ganga Zumba"(アルバムには未収録) が8月8日までの期間限定で GANGA ZUMBA - Theme of GANGA ZUMBA - Single - Theme of GANGA ZUMBA 無料ダウンロードできるようです。

B000G5S772HABATAKE!
GANGA ZUMBA
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-08-02

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2006年08月01日

東洋大姫路の乾君

2186.jpg

今年の高校野球、兵庫県大会は東洋大姫路高校が9回逆転サヨナラという劇的な幕切れで甲子園出場を決めました。この東洋大姫路、エースピッチャーはサウスポーの乾くん(県大会の決勝でも完投しました)ですが、私の同居人は彼を「ピアノの発表会」という意外な場所で知っているそうです。

乾君は小さな頃からピアノを習っていて、同居人は何度か発表会やグレード試験の場でで彼の演奏を聴いています(先生の立場として)。記憶に残っている理由は、「とても上手だったから」。小学生でショパンのノクターンを弾くほどの腕前で、「この子は頭よさそう」とすぐに感じたとか。ピアノの弾き方を見ると、子供の頭の良さってのはすぐ分かるものですよね。

その乾君は中学になると「野球と勉強が忙しいので」と、ピアノの方はややペースダウンしたそうですが、忙しくなった野球の方で名門校の主戦投手として甲子園に出るわけですから、実に大したものです。ドカベンの殿馬のような、というよりは、何をやっても抜群なんでしょうね。うらやましいな。

乾くん、私も同居人と一緒に応援してるので、甲子園ではのびのび投げて来てください。

追記

あと、東洋大姫路というとオリックスやメジャーで活躍した長谷川滋利投手の出身校でもありますが、同居人は彼と同じ中学の同級だったそうな。中学野球大会で全国優勝したときには、横浜球場まで応援に行ったって。いろいろ縁のある人です。

さらに追記

この記事を同居人が読んで、訂正を求められた。「乾君の素晴らしいところは『何やらせても抜群の才能』ではない。抜群なのは、『努力する才能』のほうだ」

乾くんがピアノを始めたのは小学校に入ってからですが、小学校時代は一日も練習を休まなかったそうで(練習できない時は他の日の時間を増やすなどして対応)、どうしても都合が付かなくて休んでしまったら本当に申し訳無さそうにレッスンに現れたそうです。中学に入ると野球や勉強が忙しくなり、さすがに毎日練習というわけにはいかなくなりましたが、「毎日練習できそうにない、これではレッスンに行けないのでもう辞めたい」と先生に訴えたとか。「今からが本当にピアノを楽しく弾けるようになる時だから」と先生に言われ、中学に入ってもレッスンを続けましたが、一度も休まなかったそうです。

同居人いわく。「もう、他の生徒みんなに言って聞かしてやりたいわ! こんな子いまどきおらんよ!」
ピアノを習っている皆さん、練習さぼってると先生にはすぐわかりますので気をつけましょう。

乾君は野球を続けてプロを目指すそうです。彼の意志の強さがあれば、きっと願いは叶うんじゃないかと思います。

もひとつ追記

乾君が大学に進学してからの記事です。

東洋大学の乾君 (2007.5)
東洋大学の乾君(2回生編) (2008.4)
東洋大学の乾君(3回生・5連覇編) (2009.5)

2010年12月の追記

ハム3位・乾「夢かなった」/ドラフト (日刊スポーツ)

2010年ドラフトで北海道日本ハムから3位で指名され、入団が決定しました(背番号16)。おめでとう。

早稲田の、いや大学球界のスター、斎藤佑樹投手(1位指名)とは同期のチームメイトになります。甲子園で投げ合った田中将大投手は同リーグ東北楽天。負けずにがんばれ。


posted by gyogyo6 at 00:23 | Comment(3) | TrackBack(0) | 野球とピアノ | 更新情報をチェックする