2006年11月30日

スタンダード展覧会の絵(EL&P版)

ムソルグスキーの「展覧会の絵」と言えば、オリジナルのピアノ版、ラヴェルによるオーケストラ編曲版いずれも有名であります。しかし私が持っているのはポゴレリチのやつムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」とかチェリビダッケのやつセルジュ・チェリビダッケの至芸とか、いわゆるスタンダードから大きく外れたものばっかりです。これではいかん、と思い立ち、なにかこう、スタンダードな演奏を聴いてみようとCDショップに立ち寄ったのでした。作曲家別に並んでいる棚にひときわ輝く金色の帯を巻いた紙ジャケットのこれが目につきました。

B000AMZ206展覧会の絵(K2HD紙ジャケット仕様)
エマーソン・レイク&パーマー
ビクターエンタテインメント 2005-09-28

by G-Tools

誰だよこれをクラシックの棚に並べた店員は。
LPレコードで持ってたんですが、ついつい買ってしまいました(笑)。

有名な盤なので説明も要らないかと思いますが、これはプログレバンドのエマーソン、レイク & パーマーによる1971年、ニューカッスル・シティ・ホールでのライブ。「展覧会の絵」全曲を演奏したわけではなく、その一部と自分たちのオリジナル曲を組み合わせた構成です。だから「『展覧会の絵』より」というのが正確なところでしょう。アンコールの "Nutrocker" もいいセンスしてる。

たしか昔のLP盤では、クラシックの評論家、黒田恭一が解説を書いていたんですよね。何でも引き受けるというか、こういう仕事にはうってつけの人だ。このCD盤では伊藤政則の解説がついてます。どっちが読み応えあるかは、うーん微妙なところです。

このころのロックは、プログレに限らずクラシックへの接近、あるいはコラボレーションが熱心に行われていた時期です。ディープ・パープルとかもロイヤル・フィルハーモニーと共演したりしていますし。それでこの「展覧会の絵」ですけれども、今聴き直してみると、うーん、この曲を見事に自分たちのものにしている、かというと、どうでしょうか微妙。「ブルース・バリエーション」や「バーバ・ヤーガの呪い」といったオリジナルパートに入った時のほうがなんだか演奏も生き生きしていますし…。それでもしかし、後半(LPで言うとB面)の「バーバ・ヤーガの小屋」から「キエフの大門」への流れは見事だと思います。やっぱり、これをスタンダードにしよう。

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2006年11月15日

「コンパクト・ディスクの優れた特徴」

CDLogo

CDが出始めた頃は、ブックレットの最終ページあたりに「コンパクトディスクはこんなにいいんですよ!」という宣伝文句が誇らしげに書いてあったものです。
今ではめったに見かけませんが、家のCDを整理していて、この文章を久々に目にしました。なんだか懐かしかったので、ちょっと載せてみます。

出典はCBSソニーから1983年に出た盤。CD登場が1982年ですから、本当に初期ですね。製品番号も「32DP」からはじまっていて、定価3,200円であることを主張しています。そうか、まだCDに物品税がかかっていた時代ですな。消費税の導入で物品税が廃止されて、3,200円のCDは消費税(3%)込み3,008円になったのでした。などという昔話はどうでもよろしい。

《音が、すばらしく良い》

コンパクト・ディスクは、最新のコンピュータ技術を使った「デジタル」方式。従来のレコード(アナログ方式)では考えられなかったほど、良い音が得られます。

●ピアニシモからフォルティシモまでを、臨場感豊かに再現します。コンパクト・ディスクのダイナミック・レンジ(最弱音と最強音の差)は、90dB以上。この数字の迫力は、コンサート・ホールで聴くオーケストラの演奏が約100dBと言えば、納得していただけるでしょう。

●人間の耳に聞こえる範囲以上の超低音から超高音までを自然な音質で再現します。

●音の歪み率は、従来のレコードの10分の1以下。また、回転ムラによる音の揺れや震えはほとんど無く、とてもピュアで澄んだ音を再現します。

●コンパクト・ディスクは、雑音を徹底的に排除。(SN比は90dB以上)針が音溝をトレースする雑音も無いので、休止部はかぎりなく無音にちかづきました。

《いつまでも変わらない、いい音》

コンパクト・ディスクは、レーザー光線で音を取りだす非接触ピックアップ。針を使わないので、音溝がすり減るようなことがありません。また、信号が刻まれた面はプラスティックの膜で覆ってあり、直接触れることができません。だから、汚れにも強く、いい音がいつまでも変わりません。

《ポケットにも入る、コンパクト・サイズ》

コンパクト・ディスクは、シングル盤より小さく、カセット・テープより薄い。持ち運びが簡単で、収納スペースがぐんと少なくてすみます。

《扱いカンタン》

プレーヤーへのセットは、片手でポン。演奏のスタート、ストップ、選曲、頭出し、繰返し演奏などの操作は、ボタン1つですぐOK。デジタルならではの簡単操作ですから、どなたにも気楽に使っていただけます。

CDが「夢のメディア」だった時代のお話でした。

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2006年11月08日

デルタブルース 海外G1で優勝

2年前の記事で、菊花賞に勝ったデルタブルースという馬のことを書きました。そのデルタブルース君、今度は豪州の大レース、メルボルンカップに優勝しています。おめでとう。

デルタ君に限らず、競走馬の名前には音楽やら舞踊系のものが多いのですが、それらをたどっていくと「ノーザンダンサー」(Northern Dancer)という一頭の名馬にたどりつきます。

1961年生まれのこの馬は種牡馬として大きな成功を収め、そのおかげでノーザンダンサーの血を受け継ぐ馬が世界中に広まりました。血を受け継ぐと名前も受け継ぐ、とは限りませんが、親にあやかった名前をつけていくうちに、ダンスやら音楽がらみの名前もまた、世界中に増えていったわけです。

デルタブルースの父はダンスインザダーク - その母ダンシングキイ - その父ニジンスキー(有名なバレエダンサーから取った名前ですね) - その父ノーザンダンサー、と4代前の父がノーザンダンサーですし、
母方を辿っていきますと… 母ディクシースプラッシュ - その父ディキシーバンドランド - その父ノーザンダンサー と、3代前の父にノーザンダンサーが出てきます。
(ちなみに、ディキシーバンドランドの母は「ミシシッピーマッド」という名前です…ミシシッピ河の泥?)

メルボルンカップの最後はデルタブルースと同厩舎のポップロックとで激しい叩き合いになったようですが、ブルースとロック(しかもポップ)が闘ったら粘り勝つのはどっちか、答えは自明でありますね。
(ちなみにポップロックも、3代前の父がノーザンダンサーです)

foodmusicさん、恐らくそういうことです(^^)。

posted by gyogyo6 at 22:20 | Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

「マエストロ」第2巻

オーケストラを舞台にしたさそうあきらのまんが「マエストロ」。わけあって現在は双葉社のウェブ上で連載が続いています。大変面白いまんがで、以前私も記事にもしました

11月頃にファイルのフォーマットが変わりました。それまでは印刷不可のPDFファイルが置いてあったんですが、現在は専用のビューワーで読むようになっています。IE専用とかになってたら嫌でしたが、 Firefox, Safari あたりでも読めたので私の環境でも大丈夫。

「月2回連載」とある割にはアップロードが遅れ気味なのがアレですが、まあ気長に待っています。そして最新話(と言うのか?)の欄外に、遂に第2巻発売の告知が! 1月28日27日発売! だそうです。第1巻から2年半ですか。いやー待ちましたよ。もう少し待っていましょう。

それまでは第1巻でも読み返して、あるいはウェブで8話以降をつらつらと読み返していましょう。しかしいきなり最新16話で衝撃的展開が…。

maestro マエストロ 1
さそう あきら
双葉社 2004-07-17

by G-Tools

2巻はこちら。

4575833231マエストロ 2
さそう あきら
双葉社 2007-01-27

by G-Tools
posted by gyogyo6 at 15:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の周辺 | 更新情報をチェックする

2006年11月03日

本当の恐怖音楽…?

「恐怖音楽」と題されたオムニバスがあります。クラシックの「怖い」曲ばかり集めたもの。
何が怖いって、ジャケットが怖い。

見たい方は<続きを読む>
posted by gyogyo6 at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(竹) | 更新情報をチェックする