結局最後まで付き合ってしまったレコード・コレクターズ誌の「ロックアルバム・ベスト100」の企画。07月号はその最終回、80年代の巻でした。1位は「サイン・オブ・ザ・タイムズ」だろという私の予想というか期待は当然ながら外れた(13位)わけですが、結果としては70年代と同じく「そりゃそうだろうな」というものでした。(1位はトーキング・ヘッズ「リメイン・イン・ライト」。後は誌面でお確かめを)
80年代は、私もようやく「意識して」聴きはじめ、リアルタイムで経験した時代です。それだけに、70年代以前と比べて客観的に見るのがとても難しい。(その点評論家の皆さんはすごいなと思います)
70年代でも思いましたが、こういう選び方でごっそり抜け落ちてしまうバンドや人というのが出てきます。
さすがにジャーニーやフォリナーなどを選んでしまうと雑誌や選者の見識を問われそうですが、デュラン・デュランやカルチャー・クラブはどこかに何か入っていてもいいじゃん。あとフランキ・ゴーズ・トゥ・ハリウッドとか誰かネタで挙げなかったのか(バグルスが入っているからいいという判断か)。ティアーズ・フォー・フィアーズはもはや現代では評価すべき点はないのか。ボンジョビは?ワム!は? 「MTV時代を象徴するPV」は、「スレッジハンマー」じゃなくて「テイク・オン・ミー(a-ha)」だろ!
とまあ最後は半分冗談ですが、当時それなりの評価を受けていたはずのものでも、2007年という時点から聴き直すともう顧みられないのかと、時の流れの残酷さと「流行音楽」の宿命とに思いをいたしてしまいます。
そして、これは自分が昔の曲を遡って聴くような場合にも当てはまってしまうのかもしれません。当時はそこそこの評価を得ていたけれども、現在は黙殺されているような音楽、あるいは演奏。ひょっとしたら気に入ったかもしれない、こういう音がすっぽり抜け落ちているんじゃないかと。(その逆がいわゆる「再評価」ってやつですが)
せっかくですので、自分も80年代のを選んでみました。…でも、80年代って、印象に残るのはアルバムよりも12インチシングルなんですけどね…。60年代がシングル、70年代がアルバム、80年代は12インチシングルの時代、と言えないかなあ。…では、25枚もよう選べないので、10枚だけ。
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