2009年07月20日

これは迷う

マイケルの紙ジャケがえらい話題ですが、プリンスのアルバムも紙ジャケが出ています。ものすごい勢いで音楽を革新し続けた人の、デビューから「Lovesexy」までの作品を初の紙ジャケ化。ということで、盛り上がるはずなのですが、どうしようと悩む代物です。というのは、音源がリマスタリングされてないので。

リマスタリングしない理由はいろいろあると思います。よく言われるのが、「プリンスとワーナー(レコード会社)が大喧嘩して絶縁状態にあり、音源をいじれない」というもので、なるほど一理ある。ほんとだとしたら残念です。

しかしプリンスはジャケットのセンス悪いねえ。「Lovesexy」は、ワーストレコジャケ○○選なんて企画では決まってトップを争っていますが、他のアルバムもなかなかのもんです。

さんざん迷った末、「パレード」と「サイン・オブ・ザ・タイムズ」だけ買ってきました。これなら、音質がどうであれ持つ価値はある。これと「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」がプリンスの絶頂期だと思います(要は、メガヒット作「パープル・レイン」以降の3枚。「パープル・レイン」は、あれはあれでいいんですが)。ジャケットも、ほら、デザインまだマシだし。


B0026A5TC6 パレード(紙ジャケ SHM-CD)
プリンス&ザ・レヴォリューション
ワーナーミュージック・ジャパン 2009-07-15

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B0026A5TCG サイン・オブ・ザ・タイムズ(紙ジャケ SHM-CD)
プリンス
ワーナーミュージック・ジャパン 2009-07-15

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2009年07月17日

クラシック・アドバイスのリスト50曲(その3・終)

「クラシックってなんだろう?」に挙げられている50曲のリストを順に紹介していくシリーズの最終回です。1回目はこちら、2回目はこちら

「2分、3分、聴いてごらん。そして、もし、アレッと思ったら、もう少しつづけて聴いてみてね」

とのことです。「アレッ」と思う曲がこの回には結構あります。本は小学生・中学生向けですが、大人だって楽しめるリストですよ。ではどうぞ!(*印は20世紀の人物)

全曲のリストはこちらにあります

  • P. ブーレーズ* マルトー・サン・メートル
  • J. ケージ* プリペアド・ピアノのためのソナタとインタールード
  • 武満徹* ノヴェンバー・ステップス(オーケストラ/尺八/薩摩琵琶)
  • P. チャイコフスキー ヴァイオリン・コンチェルトニ長調
  • A. ペルト* フラトレス(2台のヴァイオリンとオーケストラ版)
  • L. バーンスタイン* ミュージカル<ウェストサイド・ストーリー>
  • S. ライヒ* ディファレント・トレイン(弦楽四重奏/テープ)
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2009年07月16日

クラシック・アドバイスのリスト50曲(その2)

「クラシックってなんだろう?」に挙げられている50曲のリストを順に紹介していく2回目です。1回目はこちら

このリスト、バロック以前のクラシックから現代音楽まで非常に範囲が広いのですが、「交響曲」というジャンルからはほとんど選ばれていません。3曲選ばれているベートーヴェンも、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ・ソナタ、ピアノ協奏曲という組み合わせです。9曲のシンフォニーのどれも選ばないのは、かなりユニークと言えます。いわゆる「名曲」リストではありません。

では、その2です。作曲家は順不同。というか、どういう順序で並べられているのか私にはわかりません…。(*印は20世紀の人物)

全曲のリストはこちらにあります

  • F. ショパン マズルカ(全曲、あるいは1,2曲どれでも)
  • F. ショパン ピアノ・コンチェルト1番/2番
  • B. バルトーク* 弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽
  • I. ストラヴィンスキー* バレエ曲<ペトルーシュカ>
  • S. プロコフィエフ* ピアノ・コンチェルト3番ハ長調
  • S. スクリアビン* シンフォニー4番<法悦の詩>
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2009年07月15日

クラシック・アドバイスのリスト50曲(その1)

4つ前の記事「図書館で見つけた「音楽が好きだ!」シリーズ」、このシリーズの4巻目が「クラシックってなんだろう? - きみの知らないクラシック」です。著者は三宅榛名。この巻末に、「アドバイスのリスト50曲 どんな曲を、聴いたらいいか、まよっている、きみへ」というリストがあります(恐らく、小学生・中学生向け)。

CDを、手に入れたければ 図書館のCDコーナーへ行く。カードでさがしてみることもできる。あるいは、レコード屋さんに行く。カウンターに行って、そこのお姉さん、お兄さんに、“この作曲家の、この曲、ありますか?” とたずねてみる。

とアドバイスがあります。CDもいいですが、幸い、今はYouTubeなんて便利なものがあります。ちょっと聴いてみる用途には最適です。

では、リストの50曲を紹介していきます…が、Youtubeを貼りまくるとページが超重くなってしまうので、何回かに分けて紹介していきます。今回が1回目。いきなりシェーンベルクからはじまりますよ。作曲家の名前の後に"*"があるのは、20世紀の作曲家です。片っ端から聴いてみよう。

全曲のリストはこちらにあります

  • A. シェーンベルク* 月に憑かれたピエロ
  • A. シェーンベルク* 浄められた夜(弦楽オーケストラ版)
  • A. ウェーベルン* ピアノのための変奏曲
  • A. ベルク* ヴァイオリン・コンチェルト
  • L. ベートーヴェン スプリング・ソナタ
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2009年07月12日

やきいも、おいしいやきいも

見知らぬ地で、聴いたことのないメロディが聞こえてくると、これは気になるもの。日本の地で「いしやきいも〜」という曲(?)を耳にしたアメリカのシンガーソングライターは、これで曲を作ってしまいました。

B0027FI5Z8 やきいも
シモーン・ホワイト
Pヴァイン・レコード 2009-07-15

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「やきいも」とは、石焼きのスイートポテトを意味する日本語です。1年前、恋人と一緒に日本へ行ったときのこと。ある夜、下田の小さな海岸の街で、私たちは不思議なサウンドを聞きました。奇妙な歌、祈りのようでもありました。これは何だろう? その後、鎌倉でのコンサートの後、日本でのホストの方と一緒に歩いていたとき、またそれを聞いたのです。私はとても興奮し、正体を突き止めると主張しました。あれは「やきいも屋」で、冬に焼いたさつま芋を小さなトラックで売り歩いているのだと、ホストの方は笑いました。彼らは至る所で、皆あの同じ忘れられない歌をうたうのです。いくつかのバリエーションがあり、録音されたものだったり生でうたっていたりします。私はその歌を、駅に着くまで歌っていて、周りの皆を笑わせていました。私はこの歌を書きたいと言いました。1年後、とうとう完成しました。これが、アルバムのテーマをシンプルさと、感情という点で要約していると思っています。

Simone White - Yakiimo : Honest Jon's Records

超訳御免。なんだろう、何が彼女のココロの琴線に触れたのかよくわかんないですが、ギター一本でうたわれる、なんともいえぬいい曲になってます。

Simone White - Yakiimo Simone White - Yakiimo - Yakiimo (←試聴可)

なんだこの謎なPV?

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2009年07月10日

賞味期限がどんどん短くなってきて

Perfumeのニューアルバムを聴いてます。中田ヤスタカは相変わらず超多忙のなかでいい仕事をしますねと思います。しかしですね、なんかこのサウンド、メインストリームで激しく消費し尽くされようとしてませんかね。

一昔前の名プロデューサーと呼ばれた小室哲哉やらビーイング長戸、半昔前のつんくなどなど、こういう人たちの賞味期限が年を追う毎にどんどん短くなってきているような気がします。来年と言わず、今年の年末頃にはどうなってるかわかりません。辛いところですね(この予想は外れてほしいものです)。

その点、現在の突出した才能の中でいいポジションにいるのは菅野よう子かなと思います。あれだけ評価されながら主戦場はアニメやCMという、決して主流になりえないジャンルに置いてる。いっぱい引き出しを持ってそうな人なのに不思議っちゃ不思議ですが、このフィールド限定主義が息の長い活躍と支持には役に立ってるのかも知りません。いや、分かりませんが。

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2009年07月07日

Perfume サードアルバムを買いにいく

Perfumeの新譜「(トライアングル)」を買ってきました。初回限定版にしようと思って数日前にネットショップをチェックすると軒並み売り切れ・品切れ・予定数終了。なんてこったい出遅れた。というわけでCDショップに行って購入。発売日に買いにいく(正確には発売日前日)なんて久々の経験ですな。

前作「GAME」のとき、私は「これが「ポピュラー音楽の歴史に残る」ものかどうかはまだまだ評価も定まらないところでしょうが、歴史の歯車をゴリゴリ回す音は聞こえてくる、そんなアルバムだと思います」なんて書いてました。今回、そんなことは感じません。安定というかなんというか。

ところで、ここ何週間かのPerfumeをめぐる雑誌の記事やら何やら、またそれに対するファンの反応とかがなかなか面白かった。若いっていいね、青いっていいですね、という感想です。「自分たち以外はみんな敵」なんて気持ちになることが、人生のある時期、あるものです。それは別に悪いことじゃない。皆さんがんばってください。パフュームは何処へ行く。

B00295R0XO トライアングル(初回限定盤)
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ 2009-07-08

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B00295R0XY トライアングル(通常盤)
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ 2009-07-08

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B002C3WR9A ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 07月号 [雑誌]
ロッキング・オン 2009-06-20

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2009年07月06日

図書館で見つけた「音楽が好きだ!」シリーズ

子供と一緒に近所の図書館へ。児童書のコーナーで見つけた面白いシリーズ。

音楽が好きだ!全6巻(ポプラ社)

音楽の授業で重視されている「表現」に重点をおき、各分野で実際に活躍している音楽家を執筆者に選び、音楽を表現することのおもしろさをいきいきと伝えます。

のだそうですが、著者のラインアップがなかなかにユニークです。

  1. 歌をつくろう! -だれでもできる作詞・作曲- (サエキけんぞう
  2. 歌おう! -ひとりで歌う・みんなで歌う- (亀渕友香
  3. 演奏しよう! -バンドっておもしろい- (近田春夫
  4. クラシックってなんだろう? -きみの知らないクラシック- (三宅榛名
  5. コンピュータで音楽をつくろう! -コンピュータとシンセサイザー- (松浦雅也
  6. 世界は音楽でいっぱい! -世界の音楽・日本の音楽- (近藤等則

ほら、なかなかそそられるでしょう? 1994年に出版されたシリーズで、当時活躍していたミュージシャンが手がけています…、といっても、このメンツはかな〜り趣味に走っていて、企画した編集者のセンスがよく現れています。メンツを見てニヤリとした方は、(たぶん私と同じく結構なお歳でしょうが)ぜひお近くの図書館をチェックしてみてください。

4591045595 音楽が好きだ! (3)
近田 春夫
ポプラ社 1994-04

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第3巻「演奏しよう!」は近田春夫。冒頭の一文からしてかっこいい。

ぼく、近田春夫。12人編成の大バンド「ビブラストーン」のリーダーで、ボーカルをやっている。
中学生の時からバンドをはじめて、ウン十年。結成、解散、また結成と、いろんなことがあったけど、とにかくバンドをつづけているんだ。バンドが楽しくて楽しくてやめられないんだね。
そして今は、最強のバンド「ビブラストーン」のライブの真っ最中!
なに? 「ぼくにもできるかなあ」だって? だいじょうぶ、だいじょうぶ。バンドをやりたいんだけど、どうしていいのかわからない、楽器ができないからだめなのかな、なんて思っているきみも、この本を読めば、きっと自信がモリモリとわいてくるよ。さあ、ぼくといっしょにバンドの世界をのぞいてみよう。
それじゃあ、いくゼ。

やーあ、わくわくするじゃないですか。なんせ「ぼく、近田春夫。」ですよ。想定読者はたぶん小学生中学生で、当時の読者が近田やビブラストーンをどれだけ知っていたかはよくわかりませんが、もうこれだけで十分です。

締めの文章もいい。

ぼくは、人間、バンドやってりゃだいじょうぶと、いつも思ってる。バンドって社会にとってたいせつなものじゃないかな。
音楽をつくるという、人間のわがままがでやすい環境の中で、集団でものをつくっていくことのおもしろさがバンドの魅力のひとつだ。人間の本能とまではいわないけれど、人間がこれからもけっしてすてることができないもののはずだ。
ただ、もしかすると、いつの日かなくなるのかもしれないと思うこともある。それは、音楽のつくり方が、コンピュータやシンセサイザーの登場によって、大きく変化してきているからだ。ひとりでやる作業がふえてきて、画家やイラストレーターの仕事のようになってきている。
人間があつまってなにかをつくっていくことのおもしろさ、その重要性が、今、だんだんうすれてきてしまっている。これは、人間にあまり幸せな未来をよばないぞ! バンドがなくなったらおしまいだ。

このアジテーション。すばらしい。

内容も、具体的な上達法もあるんですが、「バンドをやることのよろこび」のそこかしこから溢れてくる文章が楽しく、どんどん読み進めてしまいます。

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2009年07月04日

最強の楽器について

楽器で殴りあったらどれが一番強いの?

すごいネタスレ。グランドピアノ最強ってことになっていますが、誰がピアノを振り回して殴れるんだ。というわけで動かせないピアノでは殴りあったら不戦敗ですが、人を捕まえてピアノの角にぶつけるとか(これは痛い)、蓋をバーンと閉めて指や体を挟むとか(想像するだに痛い)するのがいいでしょう。そういう問題ではないか。

ここではシンバルを推します。殴る用途とは少し違うけれど、フリスビーのように飛ばしたら回転のこぎりになって危険極まりない。盾にもなるし。持ち上げるのが無理なピアノもゴロゴロ転がされると脅威になるが、そのときだってノコの要領でピアノの脚を先に切り落としてしまえば相手は手も足も出ないはず。山下洋輔の本にそういうシチュエーションなかったっけ。ピアノの弦を切って相手に飛ばして攻撃とかそんなの。「ピアニストを笑え!」だったかな。

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2009年07月02日

確かに、ネットで見られるのは有難いのだけれど…

U2のワールドツアーが6月30日からバルセロナでスタートした、ということがニュースになってます。いやいや。その中で、マイケル・ジャクソンを追悼して "Angel of Harlem" を演奏し、さらにその中でボノがマイケルの曲の一節をうたった、と。

これ、どんなパフォーマンスだったのかなと思ってYouTubeを探すと、果たしてその模様を客席から撮影したビデオがアップされていました。

しょっちゅうピントがボケたりして映像の質はよくありませんが、それでも何が起きていて観客(9万人だそうな)が熱狂しているかはよくわかります。すげえなあ。

と思ったのですが、コンサートから24時間も経っていないうちにこんなに簡単に観られてしまう(流出、と言っていいかも)状況っていったいなんだろうと複雑な気分に。いいんだろうか、こんなお手軽で。

このオフィシャルな映像は存在しているのでしょうか。TVニュースとかで放映されたのかな。チェックしていないのでよくわかりません。

そんなわけで、YouTubeへのリンクは貼りません(たぶんすぐ削除されそうですし)。でもボノくんすげえな。

posted by gyogyo6 at 18:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする