2010年04月27日

上海万博のアレ

世間では早くも過去の出来事になりつつありますが、5月に開幕する上海万博のPRソングが岡本真夜の曲にそっくりだと騒動になりました。「またどうせ大げさに騒いでるんだろう」と思って聴き比べてみるとまんま同じ曲だったのでワラタ。しかし、この事態に対して思わぬ収拾策が出て来ました。

岡本真夜「そのままの君でいて」上海万博公式PR曲に決定

これはおもろい。似てるというなら、その元曲を使ってしまえという発想です。…まー正直、岡本真夜を共作者としてこっそりクレジットに加えたりして手打ちするのかなと思いきや、それを上回る展開。やるなあと思いました。

私は、著作権をめぐる問題、いわゆる「パクリ」の問題というのは、当事者たちが納得するような落としどころがあれば、外からとやかく言うことじゃないと思います。ましてや、当事者たちが問題視してないのに騒ぎ立てるのは格好悪いにもほどがある。

ということからしても、これはあっぱれものだと思いました。

ところが、片方の当事者である中国の作曲家、繆森さんがこんなことを言ってるそうです。

盗作疑惑の万博ソング、作曲者が盗作を否定し著作権保護を呼びかけ

うーん、意図がよくわかりません。なんだか問題が蒸し返されてしまったような印象もあります。まあ本人のプライドとかいろいろあるのかも知れませんが。しかし、外からあれこれ言うこともないかわり、中からも別に言わなくていいと思うんですが。

ところでこの万博は、日本で大阪万博が開かれてから40年後にあたります。当時の日本と今の中国に共通するのは、「よっしゃいっちょ万博でも開いたるか!」という勢いじゃないでしょうかね。このPRソングの一件で、中国の著作権意識や製品の品質を揶揄するような話も聞かれますが、大阪万博当時の日本も決してほめられたもんじゃなかったと思いますよ。当時の「暮しの手帖」の商品テストでは、日本メーカーの家電製品は「参考比較出品」された米ジェネラル・エレクトリック社(GE社)の製品にまったく太刀打ちできなかったのではなかったでしたっけ。品質が米国製品を上回るのはもう少し後の時代だったかと。

大阪万博のテーマソングと言えば、かの有名な「世界の国からこんにちは」! ですが、この曲よく聞くと「サンタが街にやってくる」にどことなく…いやいやこれは『偶然』ですよね。メロディは長調の音階を上がって下がるというシンプルなもの(ミファソラシド、ドシラソファミレド)で、いろいろ似た曲があるのは仕方ありません。とはいえ、その音階上り下りをすばらしい曲に仕立て上げるのが作曲家。この曲の作曲は、あの中村八大氏でした。

大阪万博といえばすぐにあのメロディが脳内再生されるほどに、イベントと不可分になってるこの曲。こういう曲は、恐らくもう生まれることはないでしょう。

「世界の国からこんにちは」は、恐らく日本国内限定のテーマソングだったんでしょうが、現代の上海万博のアレはたちまち世界をかけめぐってしまいますから、いろいろ大変ですね。

posted by gyogyo6 at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の周辺 | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

アマゾンは凄い。

もちろんアマゾンはよく利用していますが、もっぱら私は本やCDを購入するくらいです。でも、この前、浄水器の取り替え用カートリッジをアマゾンから買ったんですよ。

そしたらこんな箱に入って届けられました。上にあるのが、カートリッジが入っている箱。下のでかい箱が、上の箱が入っていた箱。中身スカスカでした。小さい箱の短い辺が、約10センチです。

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これはすごい過剰包装。いったい配送トラックは何を運んでいるのだろうという話です。本も、大きな箱に入って来ることがありますね。

もっともこれはアマゾンに限ったことではないみたいで、この前も携帯電話のバッテリーが信じられない大きさの箱に入って来たことがあります。


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なんでしょうね、こういうの。

posted by gyogyo6 at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

バスガイド発の流行歌

「カスバの女」という、有名な曲があります。1955年に発表された時には全く売れなかったが1967年に突然リバイバルヒットするという、不思議な経過をたどります。ちなみに私がちあきなおみのカバーで知ったのはもっと後ですが。

というこの曲の「復活」について、今週の朝日土曜版「うたの旅人」が取り上げています。

早すぎた流行歌 「カスバの女」

しかしネットに上がっている文章は、全体の前半部だけ。私が「へぇ!」と驚いた部分は残念なことに掲載されていません。

……

この曲は、エト邦枝という歌手が吹き込んで1955年にSP盤が発売されますが、主題歌になる予定だった映画がお蔵入りするなどの不運があり、当時はまったく売れずに終わります。エトさんもその3か月後に芸能界を引退、下北沢で歌謡教室を開きました。

しかしこの曲が大好きだったエトは、その後も友人のパブなどで「カスバの女」を歌い続けます。で、

「観光バスのバスガイドが全国から集まり、都内で講習会を開く話を聞くと、歌唱指導を買って出た。

この講師は10年間続けましたが、もちろん指導に使った曲は「カスバの女」でした。教えられた指導員は各地に戻ると、若いバスガイドたちにこの曲を伝えます、そしてガイドは車内でうたい、バスのお客さんに、そして夜の酒場に浸透して行き…。それが12年後の大ヒットの下地になったというのです。

いやー、ヒットした理由はもちろん他にもあったのでしょうけど、口コミで12年ですか。なんとも遠大。ネットでホイ、といったのとは違う、こういう話は大好きですね。

「カスバの女」、はじめて聞いた時は全然意味が分かりませんでしたが、自分も歳を取るとこれが沁みて来ますな。ここは地の果て アルジェリア…

posted by gyogyo6 at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

ビールのような、今のマック

4年前に買ったMacBookなんですが、さいきんあちこちガタが来て困っています。

その1 パームレスト部分が細長く割れている。(これは以前にも書きました) ホコリとかが入っては困るのでテープで補修していますが、とても格好が悪いです。

その2 液晶のバックライトがときどき消えてしまう。 これは困ります。原因は不明。明るさ調整のキーも利きません。かすかに見える画面を頼りに手探りで再起動させれば明るさ最低状態で復帰。どういうことなの。

その3 無線LAN(AirMac)がブチブチ切れる。これはきっとベースステーションがヘタレたのだと思い、別メーカーの機種に買い替える…も、症状改善せず、MacBook側の問題だろうと思われます。まあいいや、NintendoDSがやっと無線でつながるようになったし。(つながるだけで、遊ぶゲームがないのだけど)

というわけで、バッテリーはとうの昔にヘタってるし、そろそろ買い替えてもいいかなと考えはじめているのですが、どうも気分が盛り上がってきません。

なんだかアップルって、最近はiPhoneまわりに全力投球していて、Macのほうにはあまりリソースを割いてないですよね。ハードにしてもOSにしても、「手堅く作ってます」ってだけで、新鮮さがあまりない。そういうのはiPhoneやらiPadやら、iTunes Storeやらには多いのですけど。

これは何かに似ているぞと、思い出したのが「ビール」(日本の)です。ビールの新製品はなかなか出なくなりました。CMでさかんに宣伝しているのは、発泡酒や新ジャンルと言われる「ビールみたいな飲料」の方。こちらはどんどん新製品が出てきて賑やかです。近所のコンビニでも、新ジャンルの棚がどんどん広がって、ビールは定番ばかりが隅っこに陳列されています。最近「アサヒ・ザ・マスター」というビールがなんか賞を取ったと宣伝してましたが、そもそも見かけないんですよこんな銘柄。

それと同じで、Macもすっかり落ち着いてしまったなという印象です。えーiPadは今月発売でしたっけ。盛り上がってますよね、あちらは。

そんなわけでどうにもMacの買い替え欲が沸いてこないんです。壊れるまで使い倒すとするか?


posted by gyogyo6 at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 林檎 | 更新情報をチェックする