2011年04月11日

続・今夜聴く曲

1か月前の今頃は、日本の原子力発電所がこんなことになるとは考えていませんでした。いや、心の隅にはあったけれども「まさか本当に」なるとは、と。

私は子供の時にスリーマイル島事故のニュース、もう少し大きくなった頃にチェルノブイリ事故のニュースを体験しました。スリーマイルのときはまだよくわかってませんでしたが、チェルノブイリはさすがに恐怖を覚え、雑誌の特集記事や、高木仁三郎氏、広瀬隆氏やらの著書を読んだものです。(一部は黒歴史ですが・汗)

どの本に書いてあったのか忘れましたが、こんな内容を覚えています。…なるほど原子力発電所は地震にも津波にも耐えられるように設計されているという。しかし、津波の「引き波」で海面が大きく下がった時、海に設けられている冷却水の取水口が干上がってしまい、冷却手段が失われる危険がある。それも一カ所に立地している複数の原子炉が同時に危機に陥るのだ。…

これを書いた人は、それでも「地震でも津波でも大丈夫」という電力会社の説明は一応受け入れた上で、それ以外の危険の可能性を指摘しています。ところが実際は、なんのことはない、「地震や津波も大丈夫」という前提がガラガラと崩れてしまったのでした。当たったのは「一カ所に立地している複数の原子炉が一度に危機に陥る」というところです。一番当たってほしくない予測でした。ああ、もうやめとこう。

破局を避けるための努力が、1か月経った今も続けられていますが。

「今夜聴く曲」…を考えてみました。テレビからは「がんばろう!」「日本は強い国!」というメッセージが流れてきます。そんなのはテレビとACに任せておこう。

先月、地震から生み出された曲ということで「満月の夕」を聴いた。今夜は原発から生み出された曲を聴こう。といっても「ラブ・ミー・テンダー」「サマータイム・ブルース」とか「ずっとウソだった」じゃないよ。

ミュート・ビート「キエフの空」。1988年発表のアルバム「LOVER'S ROCK」収録。ジャケットはスリーマイル島原発。傑作。

posted by gyogyo6 at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする