2012年05月28日

マウンド上のピアニスト、プロ入り初勝利!!

いやあ、よかったよかった。日本ハム乾真大投手、プロ入り初勝利です。

前々回: マウンド上のピアニストw (2012.4.3)

前回: 1ヶ月後のピアニスト (2012.5.8)

今年の序盤は敗戦処理的な登板が多かった乾投手ですが、転機は5月17日の阪神戦。4点差リードながら2死満塁、バッターブラゼルの厳しい場面で登板、見事三振を取り初ホールドを記録しました。

満員の甲子園の満塁で登板など、およそ考えられる限り野球選手として一番ひどい状況だと思うのですが、栗山監督が「一度こういう場面で使ってみたかった」とインタビューで語った通り思い切った起用に応えた形です。

その後、失点する試合もありましたが、リードされた試合だけでなく「左打者へのワンポイント」としても起用されることになります。そして今夜、巨人戦の6回裏、同点の2死1,3塁、バッター高橋由伸という、またもや厳しい場面での登板。高橋を打ち取り、その次の回に中田が勝ち越し2ランホームラン。勝ち投手の権利を得てマウンドを後続に託し、ジャイアンツの反撃を1点に抑えてチームは逃げ切り。乾にプロ入り初勝利が記録されました。

成績詳細 | 北海道日本ハムファイターズ

ゲームレポート | 北海道日本ハムファイターズ

選手ひとり一人が自分のためだけではなく、誰かのために戦う。それは中田選手だけではありません。先発・八木選手のあとを受けた榊原選手がピンチを招いた6回、2死1、3塁でマウンドに上がったのは乾選手でした。4球で右飛に抑えると、ベンチ裏で榊原手は「乾に助けられた」とホッとひと息。この回には田中賢選手、糸井選手の守備での好プレーもあって無失点に抑え、直後に中田選手が決勝弾。試合後、乾選手の手にプロ初勝利のウイニングボールが渡りました。

8回に登板した宮西選手は、3者凡退に抑えると珍しく感情をあらわにしてガッツポーズ。「マウンドに行く前に、勝ったら乾が初勝利って聞いたから」。チーム全体の執念と気合で勝ち取った1勝に、試合終了の瞬間にベンチが大きく湧いたのは言うまでもありません。

乾にはあえてジャイアンツの厳しいところで行ってもらって、怖さもあっただろうけれど(高橋)由伸を抑えて前に進んでくれるはず。(栗山監督)

なんかファイターズってベンチの雰囲気ええな。

日ハム・乾がプロ初勝利 「良い場面で使ってもらえて幸せ」

プロ初勝利は素直にうれしいです。ウイニングボールの感触とは、こういうもんなんだなと。(高橋由伸の打球は大きなライトフライだったが?)球が甘かったこともあり、『糸井(嘉男)さん、捕ってくれ!』と思って見ていました。感謝しています。

こういう、良い場面で使ってもらえることは幸せです。これからも、どんどん投げていきたいと思います。どんな場面でも抑えられるように、頑張ります。

(中田翔の本塁打については?)ベンチから見ていて、打ちそうだなと。本塁打が出たときは、すごいなと思いましたね。

いやあ嬉しい! 今日投げたのはたった4球、アウトひとつですけど、重みのある4球でした。

これでプロ選手としてのスタートラインですね。これからの活躍を楽しみにしています。だけど、できれば次はブラゼルに打たせてやってくれ。お願い。

思い出の記事

再掲「乾真大投手とピアノの話」(2011.1) ←なぜ阪神ファンの自分が乾くんを応援しているかの事情です。

いろいろ詰め合わせ カテゴリ「野球とピアノ」 (2006年からの記事)

それではもういちど、「これからがんばれ!」

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posted by gyogyo6 at 21:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 野球とピアノ | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

1ヶ月後のピアニスト(マウンド上の)

開幕1カ月が過ぎて マウンド上のピアニスト君、日本ハム乾真大はいかに。

(前回のあらすじ: 「マウンド上のピアニストw」)

現在のところ、起用のされ方はほぼ決まっています。「負けてる時(又は、大量リード時)の救援」です。イニングの頭からだったり、ランナーが残ってる場面での文字通り救援だったりさまざまです。まあこれが、チームの中で今与えられている役割であり、そしてその役割を確実にこなしている、というところでありましょう。ここまで登板8試合、通算10イニングで被安打3です。

一度だけ、違うシチュエーションでの起用がありました。先発のケッペルがアクシデントのため1回を投げただけで降板、2回の頭からスクランブルで登板した4月10日福岡ソフトバンク戦です。いきなり来ましたよ、ピアニストに例えると「コンサートで予定の演奏家が突然キャンセルし、代弾きが回ってきた」ようなもんで、一躍注目を浴びる場に引っ張り出されたわけですね。

で、マウンド上のピアニスト君は2,3,4回の3イニングを1安打に抑えますが、その1安打が決勝の2ランホームランだった、というわけで黒星がついてしまいました。うむプロは甘くない。

とはいえその失点が今年唯一の失点であり、他の日ハム中継ぎ陣とともにしっかり試合を作っているといえます。ていうか日ハムの中継ぎ投手は今年みんな安定していてうらやましい限り。(現在首位ですしね!)(注)

シーズン中の配置転換はなかなか難しいのも事実ですが、そろそろ違う場面でのピッチングも見たいところです。だいたいさあ、「負けてる時の中継ぎでしっかり抑えている」ピッチングばかりだと、ニュースのダイジェスト映像に登場する機会がないんですよ(笑)。

ライオンズの大石投手が先日中継ぎでプロ初登板しましたが、彼とは同期です。タイプはだいぶ違いますが、任された場で二人とも活躍してほしいものです。

(注)…と書いていたんですが、今夜の試合(大量リードパターン)で今年2度目の失点(失点1, 被安打2)。乾以外の中継ぎ陣も今日ばかりは失点を重ねて危うい限り。がんばろうぜ。

登場曲ですよっと↓

B0057MK5AG Everybody Go (ジャケットC)
Kis-My-Ft2
avex trax 2011-08-10

by G-Tools

posted by gyogyo6 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 野球とピアノ | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

劇団四季が夢を届けるために…

大阪四季劇場、6月からの演目は劇団四季のオリジナルミュージカル「夢から醒めた夢」です。

夢から醒めた夢 作品紹介|劇団四季

これまで大阪四季劇場では、もうすぐ千秋楽を迎える「サウンド・オブ・ミュージック」をはじめいわゆる翻訳物の大作が主にかかっていたので、ちょっと新鮮です。

ところでこの作品。私は以前、ゲネプロ(通し稽古)を見せてもらったことがあります。以前といってももう10年近く前になるのですが、その時の模様がなかなかに印象的でした。


…この公演ではないが、以前「夢から醒めた夢」のゲネプロを見ないかと誘われて、結構いい場所で観せてもらったことがある。自分たちが座った席の少し後ろ、中央の通路にディレクターチェアが置かれており、演出の浅利慶太が座っていました。「うわこんな近くに浅利慶太がいるよ!」と部外者の私たちは喜んでいましたが。

そしてはじまった通し稽古。「夢から醒めた夢」は子供でも楽しめる分かりやすい筋立てで、劇団四季ではもう何度も上演している定番ミュージカル。大人の私たちもほどなく稽古の舞台に引き込まれていきます。でも浅利さんはどうやら出来に不満のようで、進行中も「チッ」と舌打ち「クソッ」と怒鳴り、時には床を蹴飛ばすわ持っていた台本を叩き付けるわと大変です(怖いので振り向けなかった)。

そして本編が終わり。私たちはすっかり感動して拍手。音楽が止まった途端、しかし浅利さんはマイクを持って「はい休憩のあとダメ出しします」と言って引っ込んでしまったのでした。

あれでまだまだ駄目なのか。どの公演でもゲネプロでは浅利さんあんな調子なんだろうか。夢を届けるのは大変だと思いました。残念ながら本公演は観られなかったけど、きっとあの通し稽古よりもっと高い完成度のものになってたんでしょう。

(以上、文章の一部は 四季のお稽古 の再録です)

今回は本番公演も観に行こうかな? そして浅利さんは10年経った今も同じ調子で怒っているのでしょうか。


posted by gyogyo6 at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする