2006年03月17日

タシュコタ!

この前テレビ番組表を見ていましたら、NHK教育夜の10時「趣味悠々」の時間に気になる講座があるのを見つけてしまいました。

大正琴で弾く! ジュピターでアンサンブルに挑戦」

大正琴で? ジュピター(平原彩香のアレ)の?? アンサンブル???
なんだかわかりませんがスゴそうです。これは見なければ! と思ってテレビを付けました。するとそこには、想像を遥かに超えるワンダーランドが展開されていたのです。

いや大正琴はいいんです。ちゃんと合奏やってました。問題は講師と進行役のひと。進行役は山崎バニラという活弁士なんですがこれがとんでもない素頓狂な声で話してくれます。何だこれはと思っていたら、講師の人がそれに輪をかけて素頓狂な声で教えるのです。なんか言葉のアクセントも普通とは違う妙な位置にあって耳に残る残る。番組の最後には生徒役の若い女性二人にも言葉が移ってしまったようで、変なテンションで感想を述べ合っていました。面白すぎます。それにしても生徒の人(女子2名男子1名)、どうして大正琴を習おうと思い立ったんでしょうか? 他にも楽器はいろいろあるのに。

そんな(どんな?)大正琴ですが、意外と国際的な楽器なのです。それも、「協会が普及に努めました」ようなのとは恐らく全然関係ない場所でも。第二次大戦後にインドで大流行、さらにインド洋を越えてアフリカ東海岸はケニアあたりに流れ着き、当地の音楽に使われるようになったのです。名前も「タイショーゴト」からちょっと変化して「タシュコタ」。そのタシュコタにはギター用のピックアップがつけられてエレキ大正琴となりました。もともと金属的な響きのする楽器ですが、ますます怪しげなことになっています。インドからは濃厚な映画音楽も一緒に入って来て、なんだかすごい音楽が生まれてしまったのでした。下のディスクは1965-75年の録音。

B000B6GFG6Zanzibara 2: Golden Years of Mombara Taarab
Various
Buda Musique 2006-04-11

by G-Tools

さあ、NHKの大正琴講座はあと2回。絶対見るぞ。彼女たちは無事コンサートまでたどりつけるのか。喋り方は元に戻るのか。トレモロバイバイ!
ちなみに4月からの講座は「楽しく弾こう! 大人のエレキ・ギター」だそうな。

追記

ちょっとだけ後日談があります



posted by gyogyo6 at 05:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

山崎バニラ @ NHK教育
Excerpt: NHK教育で放送している「趣味悠々 大正琴で弾く!」を時々見ている。タイトル通り
Weblog: 頼りない便り
Tracked: 2006-03-22 16:43

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。