2006年10月14日

Red iPod で寄付するのは購入者ではなく…

iPod nano - (PRODUCT) Red。アップルのこのページより、商品の意義としては(RED) のこっちのページの方をリンクすべきかな。

前々から出る出ると言われていた赤 iPod 。アップルのサイトから引用します。

iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionは最大1,000曲、25,000枚の写真だけでなく、小さな希望の灯も持ち運べるのです。というのも、iPod nano (PRODUCT) REDの販売一台ごとに、購入金額の一部が直接、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるのです。iPod nano (PRODUCT) REDはよい音楽で、よいことを実現するというわけです。

この RED 版は、通常の 4GB iPod nano と値段は変わりません。それでこのモデルが1台売れるごとに、10ドルが「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるということです。
注目すべきは、この寄付に当たって購入者が何か負担するわけではないということ。「寄付金付き年賀はがき」式ではありません。あくまで寄付の主体はアップルなのですな。

この話題を取り上げたスラッシュドットのストーリーにこんな投稿がありました。

値段が同じだと、貢献した実感がいまひとつ湧かないよね。 機能が同じままだったとしても、10ドル高くしておけば良かったんじゃない?

この投稿には「すばらしい洞察」がついてますが、やや的を外してるんじゃないかと思います。この場合、寄付をするのはあくまでアップルなんですよね。つまり、こいつを購入するということは「買った自分が貢献する」のではなく、「アップルという企業にカネを出させる(貢献させる)」という行為になる。容量 8GB の上位モデルにしなかったのも同じ理由かな。プレミアム感よりも「とにかく数を出すことが大事なんだよこれは」というメッセージ。プレミアム感は「特別な黒」があればいいじゃないかと。「さあみなさんどんどん買って我々の拠出額を増やしてくれ。10万台売れたら100万ドル寄付するぜ」。寄付の額が増えることで評価を高めるのはアップル。

企業イメージ的には上手いやり方だなと思います。

posted by gyogyo6 at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iTunes | 更新情報をチェックする
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