2005年07月03日

オマリーの六甲おろしを考える

トーマス・オマリー。彼は、ファンにもっとも愛された外国人選手の一人である。
「ハーイ、オマリーでおま!
阪神甲子園球場に駐車場はありまへーん」

プロ野球セントラルリーグは阪神タイガースが現在首位に立っています。
このままだと優勝してしまいます。2年前に優勝したばっかりなのに! 心の準備が全然できていません。

2年前は完全独走状態で、7月8日には優勝マジックが点灯する(リーグ史上最速)という常軌を逸した戦いぶりでした。
今年はあのときの勢いこそありませんが、今のところ追いかけてくるチームに勢いがないために最後まで行っちゃう可能性もあります。

この前テレビ中継を見ていたら、解説のI氏が言っていました。
「藤川とかが中継ぎでフル回転してますな。これで今年は優勝するとしても、来年はパンクしてしまう危険がありますよ」
今から来年の心配とは気の早いことですが、もう「今年は優勝」が前提になっているようです。うっかり聞き流しかけましたが怖ろしいことです。


さて冒頭のオマリーさんです。陽気なキャラクター(ハンシンタイガーズファンはイチバンやー!)、シュアな好打者として人気を博しました。92年のペナントレース終盤、激しい優勝争いのさなかガチガチになって調子を落としてしまい、がっかりすると同時に「いかにも阪神らしい選手やなあ」と妙に納得したのを覚えています。

そんな彼は関西のラジオ局のナイター中継で、CM明けミニ英会話コーナー「オマリーのダイナミック・イングリッシュ」を持っていました(オフシーズンの独立番組だったかも。記憶曖昧)。そのコーナーから生まれたCDが「オマリーのダイナミック・イングリッシュ」(そのまま)。

ここで歌われる「オマリーの六甲おろし」は、超音痴・世紀の珍曲として有名なのですが…。待ってください、これは本当に音痴なのでしょうか。

ちょっと聴いてみましょう。(追記:リンク先をYouTubeに差し替えました)

まず伴奏。普通、六甲おろし(阪神タイガースの歌)のキーはGあるいはAフラットなのですが、ここではさらに低いFですね。ここがまずつまづきの元。
そこで勇気のあるオマリー先生、歌い出しのキーはなんとBフラットです。しかも、この4度のずれ具合は途中までかなり正確にキープされる。こうなっちゃったのは音痴というのではなく、「キーが合ってなかった」からではないかと思われるわけです。「キーを合わせられないのは音痴だから」という指摘は止してね。

このCDでオマリー先生はもう1曲、「Take me out to the ballgame(私を野球甲子園に連れてって)」もうたっています。こちらは英語なのですが、一応キーはきちんとキープできています。歌は下手ですが。

なので、「六甲おろし」も、キーをきちんとオマリーに合わせてあげていたら、というか正規のAフラットで伴奏していたらもう少しまともに歌えたのではないかと思いますがどうでしょう。無理ですか。もっとも、この「オマリーの六甲おろし」1曲のおかげでこのCDは伝説になったのですけれども。

B00005FO2W オマリ-のダイナミック イングリッシュ
オマリー
ポリスター 1994-05-25

by G-Tools

私はこのCD、持っていたのですが人に貸したまま戻ってきません…。

posted by gyogyo6 at 18:12 | Comment(1) | TrackBack(0) | よい音楽(竹) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
2014年は阪神打撃コーチ補佐として奮闘のオマリーですが、
「オマリーの六甲おろし」まさかのデジタルリマスタリング復刻!
9/10リリース!

https://twitter.com/TOWER_Sale/status/500213401365143552/
Posted by gyogyo6 at 2014年08月21日 12:09
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