恐らく、今年出る日本のポピュラー音楽でもっとも期待と注目を集めていたアルバムの1枚であろう、 Perfume の『GAME』がリリースされました。(収録曲には既発のものも多いですが)
というわけで聴いてみました。これが「ポピュラー音楽の歴史に残る」ものかどうかはまだまだ評価も定まらないところでしょうが(数年後にもう一度聴き返したいところです)、歴史の歯車をゴリゴリ回す音は聞こえてくる、そんなアルバムだと思います。
私は「リニアモーターガール」の頃に知って興味を持ち…、いや要は気に入って、アルバムとかDVDとかが家に増えてきてますが、やあこんなすごいのを聴かせてもらってありがとう、という気分です。
いやもう、こういう音楽は感受性豊かな子供たちに浴びるように聴いてもらいたいですね。ちょうど自分たちがそうだったように。気に入っていると書いておいてなんですが、これは私のようなオッサンに向けて作られた音楽では、恐らくありません。…私の勤務先のビルのエレベーターホールに、BGMとして「ポリリズム」のインストアレンジ版がこの頃よく流れているのですが、これはなんだかなと思いますね。曲のダイナミズムを9割減させてどうするというか。んでパフュームの後にかかる曲がコブクロだったりして、なんだかな感はますます強くなります。…話がそれました。
「子供たち」といっても中高生、大学生なんかじゃありません。小学生、幼稚園児にこそ浴びるように聴いてほしい。わからなくても快感に身を任せて聴いてほしい、踊ってほしい。
子供時代にPerfumeを体験した子たちが、成長してどんな感性を持つようになるか、一抹の不安とともにとても楽しみであります。「誤配上等!」でひとつお願いします。
…昔話ですが、「オレ、テクノとか聴いたら、アタマ、いとーぉなるけん」と「ライディーン(YMO)」を聴いて小学校の時にこう言っていた友人は、後にあの「テクノデリック」を絶賛するようになりました。さて。
GAME
Perfume 中田ヤスタカ
徳間ジャパンコミュニケーションズ 2008-04-16
おすすめ平均
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さてこのアルバム、我らが保母大三郎先生は何と評しているでしょうか。
中田ヤスタカ全曲プロデュースの新作。舌ったらずなロリ声+小学生のブログ以下の絵日記歌詞…ってな典型的ハイブリッド腐れ歌謡にサルトル言うところの『嘔吐』と思いきや、心憎いほど小細工を施した中毒性高いテクノ・ポップに総てのマイナス要素が帳消し。未だに愛読誌が『サウンドール』と『テッチー』(W廃刊)のIMOな宇宙三銃士スターボー世代にもお薦め。[7点]
「ミュージック・マガジン」2008年5月号
なんだ、つまらん。でも、なんか私に「お薦め」されたような気が…。たぶん気のせいだと思います。





