2015年11月28日

私が聴いていた「ごはんができたよ」

矢野顕子の1980年作「ごはんができたよ」が紙ジャケ仕様で再発されています。

B015YGA162 ごはんができたよ(初回完全限定生産)(紙ジャケット仕様)
矢野顕子
ミディ 2015-11-24

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一聴しての感想「うわこれ自分の知ってる『ごはんができたよ』と違う!」

私がずっと「これが『ごはんができたよ』だ」と信じて聴いていたのはこのカセットテープです。


IMG_3758.jpg

オリジナル盤はLP2枚組14曲74分なのにこれは54分テープに入ってる。10曲50分ちょっと。

曲数も曲順も違います。andyさんのツイート

言うところの「B面&C面のエキセントリックさ」がスコーンと抜けてる。

(ない曲= Coloured Water, High Time, Dogs Awaiting, 青い山脈)

これまで自分が持ってたのはカセットテープだけでした。これはCDから録音したものという記憶があります。レンタルしてきたのか友だちから借りたのかは忘れました。

とにかく、初期のCDはこんな仕様で、英語タイトルの曲がない。ひらがなタイトルだらけ。 「完全無欠のポップアルバム」状態だったわけですね。私はそれが『ごはんができたよ』だと思っていた。

なんてこった。

いままで自分がこのアルバムに持っていたイメージは何だったんだろう、とも感じますがそれは思い出にしつつ、このオリジナル構成の『ごはんができたよ』を聴こうと思います。

とはいえ今はiTunesプレイリストなる武器もありますから、昔聴いていた並びを再現してみたり。


スクリーンショット 2015-11-28 09.38.44.png

どうでしょう。悪くはないと思いますよ。

しかし久々にカセットテープを引っ張り出してきたんだけれどももう掛ける機械を持ってないのがつらい。ケースのインデックスを当時持ってたワープロ専用機で作っているのもなつかしい。「倍角文字」や、打ち間違いをサインペンで直しているズボラぶりも当時らしい(紙とインクリボンがもったいなかったんでしょうね、たぶん)。パナソニックのワープロだったかなあ、その一つ前の父のお下がりサンヨーのだったかなあ。ワープロは裏街道を歩くものばかり使ってましたね。

カセット本体の方にインデックスラベルを貼ってませんが、最初のうちは念入りに位置あわせして印字していたのが、この頃はもう面倒くさくなってたのでしょうな。

『ごはんができたよ』オリジナル盤発売からもう35年も経つのか。ちっともそう思えない新鮮さがあります。

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2015年04月29日

音楽図鑑が

坂本龍一の1984年作「音楽図鑑」のリマスタ版が発売になっている。

B00STULAH0 音楽図鑑-2015 Edition-(紙ジャケット仕様)
坂本龍一
ミディ 2015-03-24

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これが坂本龍一の最高作かどうかはいろんな意見があるだろうが、「音楽図鑑」が私の中では奇跡の一枚的アルバム。

今や古典の風格漂うこの作品が「今月の新譜です」とレコード屋に並んでいた時代を自分は生きていたのだ。

というかもう30年前だ。30年前!

とはいえ、当時の私はおこづかいも少なかったので、このアルバムは友達から借りて聴くばかりだったのだけど。

あと同時期にあった、日本生命のCMソングを収録した12インチレコード。何名様だかにプレゼントという企画を日生がやっており、親に「応募するで」と言ったら「そんなん当たったらレコードと一緒に保険のセールスが来るからダメ」と拒否された。やむを得ずこれも友達に借りた。何とお母さんが日生のセールスレディ(当時は「日生のおばちゃん」だったか)をやっている友達がいたのだ。おばちゃんは家には来なかった。ラッキーである。

その曲「きみについて・・・・・・。」もボーナスCDに収録されている。

というわけで30年後にはじめての実物を所有することになった。

ライナーノートには、リマスターの音圧が低いことについての説明があった。

「どうぞ、いつもよりほんの少しステレオのボリュームを上げて、豊かな音の…」

いいねえいいねえ「ステレオのボリューム」。音楽を再生する装置のことを「ステレオ」と呼ぶ人とは、いろいろと話が合いそうな気がする。

同じくライナーノートによると、アナログのマスターテープからDSDでデジタルマスターを作ったそうで(エンジニアはオノセイゲン氏)、ハイレゾ版の音源も売られている。OTOTOYでは24bit/96kHz版が2枚組CD(16bit/44.1kHz、SHM-CD仕様)と同価格。24bit/192kHz版も大して値段が変わらない(5%高いだけ。なんだこの差は)。DSD版はちょっとお高い。

24bit/96kHz版へのリンク

24bit/192kHz版へのリンク

DSD版へのリンク

DSDフォーマットというのは、これじゃない別の音源を一度購入したことがあるのですが、うちの再生環境では残念ながら「こ、これは高音質! CDとは全然違うぜ!」みたいな感動は得られませんでした。カセットテープのノーマルとハイポジならラジカセでも音質変わりましたけどねー(いつの話だよ、って、もちろん「音楽図鑑」の頃の話です)。あ、「音楽図鑑」を当時録音したカセットはもちろんノーマルでしたよ。おカネなかったもん。


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2014年06月10日

今頃「アナと雪の女王」サントラ

「アナ雪サントラデラックスエディション」を今頃買ってきた。2枚組CDの中にレリゴーが、英語劇中版、英語ED版、日本語劇中版、日本語ED版、日本語劇中版のMay J.版、25言語メドレー版、カラオケと全7トラックもあってえらいことになってる。

といっても私がサントラを買ったのはレリゴーめあてではない。

映画を観に行ったきっかけは例のクリップ。別の映画を観た時の予告編で「ありのままで」特別映像というのを見て(特別というか、本編そのものだった)、「ちょっとこれはタダモノじゃないのではないか?」と度肝を抜かれて観に行った。

さて音楽の方

「アナ雪」開幕のおっさんのコーラスは除いて、最初のナンバー「雪だるまつくろう」、アナがエルサに拒絶されて「わかったよ〜」とうたうところあるけど、あそこがもう「ちょっと据わりの悪い翻訳ミュージカルの歌」っぽくて大好きなんだ。

(注: ツイッターに書こうとしたら思ったより長くなってしまったのでブログに書いています。もともとツイッター用なので一段落140字以内でブツブツ切れます)

翻訳ミュージカルは日本語詞がどうしてもぎくしゃくして、私はそのへんのギャップが逆に好きなのだけど、一曲目の「わかったよ〜」で「そうそう、これがいいんだよ!」ともうこの映画はこの後全部許す気になった。破壊力抜群。

(翻訳ミュージカルはぎくしゃくする、と書いたけど、最初から日本語で作られたミュージカルでもやはりどっかに違和感があるよね。要するに日本語ミュージカルはみんなそう! ふしぎ。話がそれた)

ちなみにこの「わかったよ〜」、英語では "Okay, bye" で、これは甲乙つけがたい。

あとは、いかにもミュージカルらしいナンバーの「生まれてはじめて」な。

それからあの、後半に出てくるトロールたちがアナとクリストフを煽る「愛さえあれば」。これもまたミュージカルらしいコーラスナンバーでこいつも好き。ああ私はこういうタイプの歌が好きなんだ。

神田沙也加はいい歌手ですね。ミュージカル俳優としてのキャリアも結構あるのかな。意識して聴いているからかも知れないがところどころお母さんを思い出させる節回しがあってハッとする。

レリゴーは、曲中の歌として聞いたときにはうん?と思ってしまった。松たか子はがんばってるんだけど、高音部に上がったときに声が抜けていかず詰まって張り上げる感じになるのがどうも。あれ神田沙也加ならきれいに抜けると思うんだ。

歌詞の方も、後半部で「花咲く氷の結晶のように」とあるところ。「ケッショウ」なんて堅い響きの言葉は、この手の歌にはあまりふさわしくないんじゃ、と思う。

もちろんあの歌い方は、歌詞の響きは、エルサの強い意志のあらわれなんだと言われたら、なるほどそうかとも思う。そして映像とはよく合ってると思う。でも単体で聞くとちょっととととと。

サントラCDにはきちんと「日本語詞」と「英語詞」そして「英語詞の日本語訳」がついてて比べることができる。配信よりこっちにして良かった。レリゴーは英語の方が断然良いな。

私が映画館で見たのは日本語吹替版のほうで、こうなると原語字幕版もどっかで見たくなる。商売がうまい。

ちなみにボーナストラックの「レリゴー25言語版」には歌詞がついてないので、「これ何語?」を知りたいときはYouTubeで確認するしかない。

あとはピエール瀧の歌の場面をもっと増やせよ!と拳を握るのだが、こればっかりはもともとに1曲しかないので仕方がない。日本語版だけ曲増やすわけにもいかんだろうし。

たぶん今年末の紅白歌合戦では「アナ雪」コーナーができそうな勢いだけれども、ピエール瀧には去年の「あまちゃんコーナー」で登場ならなかったリベンジを果たしてもらって「あこがれの夏」をうたってほしいっす。

「雪だるまつくろう」と「愛さえあれば」はディズニーが公式クリップを上げてないのが残念。

以上。ほんとに個人の感想以上のものじゃないけど、これで終わります。


B00J7BM8BM アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (2枚組ALBUM)
V.A.
WALT DISNEY RECORDS 2014-05-02

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B00DTLG7MC 【Amazon.co.jp限定】アナと雪の女王 MovieNEX (オリジナル絵柄着せ替えアートカード付) [Blu-ray + DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2014-07-16

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2014年01月01日

1982年、夏

1982年の夏に音楽に興味を持った少年は、生まれてはじめて「FM雑誌を買う」という行動に出た。数誌ある中から自分なりに吟味して選んだのが「週刊FM」。…というのはあまり重要ではない。

当時のFM雑誌には日米英のヒットチャートが掲載されていた。日本のはオリコンチャート。少年はあまり興味のなかったアルバムチャートに目を通した。山下達郎という人の「FOR YOU」というアルバムが何週かトップを続けていた。ああこれは確か友達のリョウスケ君が買ったとか言ってたな。こんど借りてみよう。

チャートの下の方に目をやると、登場回数何十回というアルバムに赤丸がついている。へえこれ去年に出たやつなのか。まだ売れてんだな。大滝詠一…? A LONG VACATION? 聞いたことないなあ。きっとおとなの人が聴く音楽なんだろうな。そう勝手に決めて少年はスルーした。

以上、私と大滝詠一との出会いです。いや出会ってない。その後友だちが大滝詠一の話をしていて、自分はもちろん知ってるふりをして話を合わせて、後で必死に「勉強」したのです。当時、「あの曲が聞きたい」と思ってもそんなに簡単に聞けるものではありません。貸しレコード屋も増えていましたが子供にはやはり敷居が高い(お小遣いも少ないし)。それでも何とか手に入れて聞いておおと思い、あれもこれも大滝の仕事と知りえぇと感じるのはもう少し先の話になります。

うれしい予感」(リンク先iTunes)、「君は天然色」をベースに、いろんなフレーバーが振りかけられた魔法のような曲。作詞さくらももこ、歌渡辺満里奈、ちびまる子ちゃんオープニングテーマ。

今日車の中で聞いていたFM放送で、この曲が「冬のリビエラ」「熱き心に」と続けて流れてきました。急死はあまりにも残念です。

今年の3月に出る、EACH TIME 30th anniversary版を楽しみにしていたのに。あと、いったいどんな音になるのか大変興味のあった、彼の楽曲のハイレゾ版が本人の手によってリリースされることはなくなってしまった…のでしょうか。実はもう作ってたりしてる? 作ってないならあの世で作業して下さいお願いします。私があの世に行った時の楽しみにします。

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2013年12月20日

年間ベスト! と言っても…

この時期年間ベストアルバムなどがよく発表されます。

小さい頃、リストを見ても知らない曲ばかりで、自分の知らない世界がたくさん広がってるんだなと実感したものです。そしてリストを見て気になったものをいくつか聴いてみて、びっくりしたり首をかしげたり大好きになったりしました。

年齢が上がっていろんな曲を知り、聴くようになりますと、リストは知ってる曲だらけになってきます。「なんでアレよりコレが順位下なんだよ、わかってねーなー」「ほほう、ソレを高く評価するとはお目が高いですねえ」などといっぱしの感想も抱くようになります。

さらに年齢が上がって新しい音楽(特に売れ筋の音楽)を追っかけないようになると、原則その年に出たものだけで構成されるリストはまた知らないものばかりになります。こんどは小さい頃と違い、「リストを見て気になったものをいくつか聞いて」みることすらしない。オレはオレの好きなものに囲まれて生きていくのさなどとうそぶいて。

まあ好奇心だけはいつまでも持ち続けていたいです、その好奇心が「年間ベストアルバム」の中に向かう割合がどんどん減ってくるのでありまして、それはそれで仕方ないかなと思うのであります。

B00H202S7Y MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2014年 01月号 [雑誌]
ミュージックマガジン 2013-12-20

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昔は自分でも「年間ベスト」を考えていたものですが(このブログにも何年分か痕跡がありますが)、もうやめちゃいました。選べないんだもの。

というわけで私が無理矢理選ぶ今年のアルバムはこれです。

B00DOQQ4YS SEASON'S GREETINGS (20th ANNIVERSARY EDITION)
山下達郎
ワーナーミュージック・ジャパン 2013-08-27

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新譜じゃないんですがお許しください。「クリスマス・イブ」のイントロ、ギターに続けて鐘が一発鳴ったあとに入ってくるダーンというドラムの響きというかエコーのかかり具合が「おおっ80年代だぜ!」という気分にさせてくれる。もちろん、それがいい。今年のリマスター盤でも質感は全く変わってなくてうれしかった。(この盤に収録されているのは English Version です)

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2013年11月29日

尾崎尾崎尾崎尾崎

ああ、そうだったんだ。というわけで今週、尾崎豊のオールタイム・ベスト盤が出ています。ベストアルバムはなんどめだナウシカ、という感じなんですが同時に80年代のライブDVD「LAST TEENAGE APPEARANCE」も出ています。初のDVD化。

もうあらゆることが語られている尾崎ですけれども、そろそろ音楽そのものを聴こうじゃないかということでこんな記事が出ています。

”反抗の教祖”は尾崎豊の一面にすぎないーー今こそ音楽家としての功績を振り返る - Real Sound

いやまあほんと、やっとこさ、「若者のカリスマ」みたいなパブリックイメージを削ぎ落として純粋に評価してほしいところですよ。シンガーソングライターとしての尾崎を。そして唯一無二のあの歌声を。

そしてそれを評価するのには、ベスト盤ではなくこの85年のライブ(at 代々木オリンピックプール)が最適です。間違いなく彼のキャリアでベストコンディションの時期。アルバム3枚出した時点でのほぼベスト的選曲。スタジオ盤を上回る圧倒的な説得力でねじ伏せるボーカル。これだけあれば十分です。

…ただ、ライブアルバムなので、発するカリスマ臭も強烈です。そこは貴重な歴史の記録ということでご容赦願いまして聴いてみましょう。ほんとすごいんですから。

B00FM1JP4Y LAST TEENAGE APPEARANCE [DVD]
SMR(SME)(D) 2013-11-27

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同じ音源のCD(ダウンロード版も)もあります。収録内容はDVDと少し違っています。これは以前からあったもの。

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2013年04月13日

スタジアムライブを地上波で無料中継する意味

無料中継する意義=ポチってもうたがな。

B00B2PH2EY 5TH DIMENSION【アマゾンオリジナル絵柄トレカ特典無し】(初回限定盤A)
ももいろクローバーZ
キングレコード 2013-04-10

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…ということですな。こうかはばつぐんだ!

このジャケットは正直どうかと思うが、まあアートだと思うことにしよう。

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2013年02月12日

名盤中の名盤

iTunes Storeに「iTunes Essentials クラシック」というシリーズがあるのですが、そこで懐かしいものと再会しました。バーンスタイン弾き振り、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」。



えーちなみにこの「iTunes Essentials クラシック」とは、

ベートーヴェンやバッハの音楽に少し興味があるという初心者から、ヴィヴァルディ「四季」の異なるバージョンを所有しているという愛好家まで、すべてのクラシックファンにおすすめの名盤をハイクオリティな音質の Mastered for iTunes で楽しめる厳選クラシックアルバム・コレクション

なんだそうです。それはそうとなんでこれが懐かしいかというと、私が3番目に買ったクラシックのレコードだったんです。大昔の話ですが3番目までは覚えています。もちろんアナログLP時代。最初がヴィヴァルディの「四季」で2番目がホルストの惑星。ほらそこ笑わない。中学生だったから大目に見て下さい。

当時の私はクラシックもロックも分け隔てなく聞いてたんですが、なぜか「クラシックは買うもの、ロックやポップスはラジオで聞くもの」と考えていて、買うレコードはクラシックのものばかりという状態でした。まあ多分お小遣いが少なくてお金がなかったんでしょう。

で、この「ラプソディ・イン・ブルー」。1959年の録音ながら名盤中の名盤で、何度も再発売されているものです。私が買ったのもその何度目かの再発廉価盤だったはず。バーンスタインがどういうヒトかも多分よく分かってなかったと思いますが、ノリのいいご機嫌な演奏に大喜びしたのをよく覚えてます。裏面が「パリのアメリカ人」でしたが(あれ、どっちがA面だったっけ?)、このiTunes盤はそれに自作の「ウエスト・サイド物語」「波止場」まで一緒になってます。ジャケットも再発ごとに何度も変わってますがiTunesのは発売当時のもの。当時のレコードはもう手元にないんですが、これを見たとき躊躇なくポチっと購入ボタンを押し、しばし中学時代に戻ったのでありました。

ちなみに

「1番目と2番目に買ったレコード」というのはこれです。

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季 / 調和の幻想 第6・8・10番ホルスト:惑星

いずれもジャケットは当時と違ってますがたぶんこの音源…。アナログ時代の録音ですが、CDにもなっているようです。

しかしイ・ムジチさんはずっと「四季」を演奏し続けて飽きないのですかね。まーそれはミック・ジャガーが「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」をずっと歌い続けて(ry

おまけ

89年前の今日は『ラプソディ・イン・ブルー』がニューヨークで初演された日なんだそうです。というのはナクソスさんのこのツイートで知りました。

紹介されてるのは、ファジル・サイの(クルト・マズア指揮ニューヨーク・フィル)。これも私はCD持ってますが好きな演奏です。

ナクソスさんの、ナクソス・ミュージック・ライブラリ(NML)という配信サービスで聴けるようですね。こんなものまで入ってるとは知らなかった。

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2012年12月31日

ベテラン女性歌手の今年の新譜

この秋に出た、ベテラン女性歌手の新譜が話題になってました。石川さゆりと八代亜紀。「演歌歌手が異分野に挑戦!」なんて宣伝文句は、でもイヤですね。私が子供だった頃、この二人は別に「演歌歌手」とは思ってなかったもん。

「オレは昔から英国ロックばかり聴いてた」という人も含めてみんな知っていたでしょ?「津軽海峡・冬景色」を。「雨の慕情」の「雨雨ふれふれもっとふれ」のところは、子供たちもピンク・レディーの振りまねするみたいに振りをマネてたでしょ?あの頃のヒット曲とは、そういうもんです。別に「演歌」という意識はなく、それこそ沢田研二やキャンディーズと同じ場に立って世の中に流れていた。「歌謡曲」ですよ。「8時だョ!全員集合」でも披露されるような歌謡曲ですよ。


○石川さゆり(2012年9月リリース)

荒木飛呂彦のジャケットデザイン(上画像)が先に話題になってしまった感がありますが、もちろん中身もいいですよ。もともとクロスオーバー的な活動もそれなりにある人で、曲の作者も奥田民生、岸田繁(くるり)、宮沢和史(THE BOOM)ら、過去にコラボ歴のある人だったりするので、お互い手慣れたものです。ただ、そこがサプライズのない点でもありまして、どっかのアイドルグループみたいにエビぞりジャンプをしろとは言いませんが(無理です)、どうせならAKBに乱入してセンターを奪うような勢いの曲もうたってほしかったなと、ちょっと残念に思います。石川さゆりならできるでしょ?

○八代亜紀(2012年10月リリース)

八代(やつしろ)から東京に出てきた当初はクラブでうたってたこともあって、いわば原点回帰。この方も以前から、特に最近ジャズはよくうたってました。比べるようなものではありませんが石川さゆりのよりしっくりきますね。私はダウンロード購入だったんですが、後から「これはブックレットをそばに置いてバンドのメンバーとか確認しながら聴くべき」と気づき、CD買えばよかったと後悔しています。しかもなんと「握手会参加券封入!」だったそうです(開催済み)。AKBはこっちかよ。しまった。なおこの盤のプロデュースは小西康陽です。「ミュージック・マガジン」誌ベストアルバム2012「歌謡曲/Jポップ」部門第4位。

今夜の紅白は、八代亜紀は残念ながら不出場。せっかくなんだし出せばいいのにね(由紀さおりは出るのにね)。石川さゆりは貫禄の連続出場(しかもビジュアルは荒木飛呂彦が担当するそうです)ですが、歌うのは今年の新譜ではなくてこちらも貫禄の「天城越え」というところで、ちょっとがっかりしてます。今年の新曲「生まれ変わるよりも」歌ってほしいのにな(上から試聴できるので是非)。

生まれ変わるよりも - 石川さゆり - 歌詞

まあこの「今年の成果」が紅白で聴けないのは何とも残念ですが、こればっかりは仕方ありません。

posted by gyogyo6 at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

なるほど、そういうことか

さて、ユーミンのベストでございます。タイトルは気に入りませんが、これはいいものだ。芸能生活40年。

B0096KTSMQ 松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (初回限定盤)(DVD付)
松任谷由実
EMIミュージックジャパン 2012-11-20

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その昔、私の通っていた高校では生徒が「中島みゆき派」「松任谷由実派」にきれいに分かれておりまして、私はみゆき派だったと記憶しております。…まあみゆき派と申しましてもラジオの深夜放送を好んで聴いていたとか、そんなレベルだったかもしれません。

ともかく青い高校生にとってはユーミンのようなシティポップスはまぶしすぎて敬遠しがちでした。あと、初回限定版のボーナスDVDに収録されているようなステージの「恋愛サイボーグ」のごときイメージがどうも苦手で。

しかしこんなものは食わず嫌いというもので、意を決して聴くと極上のラブソングの連打であるので、もう困ってしまうくらいに満足です。曲の並びが年代順になって“いない”のもいいところですね。つぎはライナーノートを書いている小林克也のアドバイスにならい、「現在から過去へさかのぼる順」に並び替えて聴いてみるとしましょう。しかし例えば「恋人がサンタクロース」の二番の歌詞がこうなっててこんなストーリーが展開してたとは、今になるまで知りませんでした(恥ずかしい)。いや素晴らしいですね。


yumingpng.png

並び替えてみると、ちょうど真ん中に来る曲が1983年『VOYAGER』に収められていた「ガールフレンズ」でした。

このベスト盤の1枚目1曲目に置かれている「やさしさに包まれたなら」、これは「ルージュの伝言」とともにアニメ「魔女の宅急便」の主題歌に採用されていました(1989年のこと)。当時の私は「なんでこんな曲を主題歌にするんだよ」とアタマの中が疑問符だらけになり、宮崎駿監督もヘンな趣味しとるなあと思ってたものでした。ですが今、「魔女宅」を作った頃の宮崎駿の年齢に自分が近づいてきて改めて聴くと、彼がこの曲を使いたかった気持ちが…分かってくるんですな、悔しいことに。なるほどそういうことかと。

「やさしさに包まれたなら」というと、少し前に読んだこの記事が大変面白かった。詞の内容ではなく、言葉の響きに注目して別の物語を読み取る。いや、こんな耳を持ってみたいものですわ。

modern fart | 歌のしくみ 第二回「やさしさは成就する」

PS

ちょっとちょっと、アマゾンでまだ初回限定版が「絶賛在庫あり」になってるじゃないの。みんなもっと聴きましょうよ。

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2012年11月21日

これはずるいずるいクリスマスパッケージ(達郎ベスト)

今年の9月に山下達郎のベストアルバム3枚組(ボーナスディスクつき初回限定盤は4枚組)が発売されたのはご存知の方も多いと思います。私は、「まー達郎のオリジナルアルバムは結構持ってるし、過去のベスト盤も持ってるし、今回のはパスかなー。ボーナスディスクがちょっと気になるけど」ということでスルーしてたんですが。しかし、このクリスマスの季節に合わせて、「クリスマス限定パッケージ」が出るというではないですか。ギャーこれは欲しい!

というわけで買ってしまいました。ジャケットイラストは通常版と同じくとり・みき。なんだよこれはずるいよ!

特製ジャケットから出すと、中身は一緒なんですけどね。


IMG_1119.JPG

期間限定、予定数に達すると終了らしいので気になる方はお早めに!

B00A4ZTB8S OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~(通常盤/クリスマス・パッケージ仕様)
山下達郎
ワーナーミュージック・ジャパン 2012-11-20

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ところでアマゾンほか一部ではプレミアがついている「初回限定版」ですが、店によっては再入荷して在庫あるみたいですよ。というか今日このクリスマスパッケージ版を買いに行ったら置いてた(某タワレコ)。あきらめず探してみましょう。ただしクリスマスパッケージにはなりません。ちぇっ

なお、シングル「クリスマス・イブ」の期間限定クリスマスパッケージも出るとのこと。これは2003年リリースのシングルに特製パッケージをほどこしてあります。名作 Season's Greetings のパッケージも作ればいいと思うんですけど、あ、でもあれはもともとクリスマス用のジャケットか。

B00A8WY68M クリスマス・イブ(クリスマス・パッケージ仕様)
山下達郎
ワーナーミュージック・ジャパン 2012-12-11

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こういうのはまあ、モノとして持っておきたいものの代表格ですね。というかアルバムとして配信してないし。

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2012年07月04日

「曲作ろう。」

ソウル・フラワー・ユニオン中川敬のソロ曲が配信でリリースされています。

「世界はお前を待っている」

街頭から閧の声 気高い人がきの波
まやかしはもう打ち止め 世界はお前を待っている

穏やかなメロディとアコギに乗せてうたわれるこの曲は、人によっていろいろさまざまなイメージを想起させることでしょう。

ところでこの曲、紹介ページによると2012年の3月11日に作られたそうです。

ちょうどその日、中川さんはツイッターでこんな一言を画像とともにつぶやいています。


曲作ろう。 on Twitpic

なるほどこのツイートとともにできた曲なのでしょう。

以下のiTunes, Amazonで試聴可。(iTunesでは1曲だけの購入可、Amazonはアルバムごと購入のみです。)

B008AV0DVC 世界はお前を待っている C/W そら 〜この空はあの空につながっている
中川敬(SOUL FLOWER UNION)
BM tunes 2012-06-27

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2011年12月18日

クリスマスの季節に

ピンク・マルティーニと由紀さおりの共演盤「1969」。「かなりのヒット」といえる部類に入るほど売れているようで、なんにせよめでたい。その勢いで、ピンク・マルティーニが昨年にリリースしたクリスマス・アルバム「Joy To The World」も今年日本盤が発売されました。よくある話です。

1969 1969
由紀さおり

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B005MJVMZQ Joy to the World
ピンク・マルティーニ
EMIミュージックジャパン 2011-11-16

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この盤ですが、2曲目にいきなり由紀さおりがゲストボーカルとして登場、日本語で「ホワイト・クリスマス」をうたってます(日本語詞は山下達郎の手によるもの)。おおっと思いますが、その後も中国語やウクライナ語(?)など、なんだかわからない言語の選択が続いて大変面白い。曲調もアラビア調やらハワイアンやら、これがアメリカ人にはどう聞こえるのか。

というところで、ここでの共演がきっかけとなって今年の「1969」での全面的共演が実現したようですが、もともとはいろんなモノのうちのひとつだったのかも知れないと思わされます。もちろん、曲自体はたいへん良いものです。

なので、これは由紀さおりの「ホワイト・クリスマス」1曲だけをダウンロード購入するだけでは面白味も半減してしまいます、ぜひアルバム丸ごとを聞いて全体を楽しんでほしいものですね。このとっちらかりぶりは、なんだか昔のブレイブ・コンボのクリスマスアルバムをも連想させるものです。(ブレイブ・コンボよりも上品ですけどね)

輸入盤はこちら

B0041QSZJM Joy to the World
Pink Martini
Heinz Records 2010-11-16

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ダウンロード版はこちらから。こちらは品切れがないのがいいですね。 (Amazon/iTunes Store)

Joy To The World Joy To The World(Amazon)
Pink Martini

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Joy to the World - ピンク・マルティーニ (iTunes Store)
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2011年09月08日

ロックリバーへ (English Version)

Hurry, Rascal, summer's comin'
Birds a singin', bees a hummin'
Sun a shinin', river running
Time for laughin', havin' fun together
Here Rascal

The meadow's white with clover
And roses bloom all over
Hey, let's go now, Rascal
Where summer bresses gently blow
Across the ridge, down the road
So Rascal, don't be slow
To Rock River we will go

Thank you, Lord
My prayer was answered
When heaven sent me little Rascal

Round the bend is a cosy little place
We will spend lots of lazy summer days
We're best friends
And that's how it's gonna stay
So thank you for sending
Little Rascal my way

B00005GC3I Taste of Sweet Love Masterpiece 1969-79
オムニバス コルセット 340タンスめれ 栗栖ゆきな マドモアゼル・ショートヘア! 緒川たまき パグタス さねよしいさ子 ポイズン・ガール・フレンド フランク・チキンズ スクープ・ア・スクーパ ペティ・ブーカ メンボーズ
トライクル 1997-08-21

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2011年07月21日

中村とうよう10点の歴史

関連記事: 「中村とうよう0点」の歴史

0点だけではあんまりだ、というので、10点のアルバムもご紹介しましょう。中村とうようが「ミュージック・マガジン」誌の名物コーナー「クロス・レヴュー」で最高点の10点をつけたレコード達です。

0点の時と同じく、表記は当時のままです。また数が多いので、寸評は省略。

なお、とうよう氏は今日(7月21日)に死去しました。自殺、と報じられています。亡くなる前にこれ書いておけば良かった。そんなつもりはないのに、なんか追悼記事みたいになっちゃいました。

  • 1981年
  • 美は乱調にあり/キャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド
  • 孤独の影/ジャパン
  • フォー・ハウ・マッチ・ロンガー・ドゥ・ウィ・トルレイト・マス・マーダー?/ザ・ポップ・グループ
  • ブッシュ・オブ・ゴースツ/デイヴィッド・バーン & ブライアン・イーノ
  • ハーレム・ノクターン/ザ・ラウンジ・リザーズ
  • ベル・エキセントリック/加藤和彦
  • ブラック・プレジデント/フェラ・クティ
  • (フューの「PHEW」に、みんな低得点の中一人9点をつけてるのが目につきます。)
  • 1982年
  • フリー・ランシング/ジェームス・ブラッド・ウルマー
  • ウィー・アー・タイム/ザ・ポップ・グループ
  • …ん?WAS (NOT WAS) (4人の合計38点)
  • ドクター・ヘックル・アンド・ミスター・ジャイブ/ピッグバッグ
  • おもしろ音楽大集合(1) ルイ・ジョーダン
  • 龍革命/龍(ドラゴンズ)
  • スティル・ライフ/ザ・ローリング・ストーンズ
  • NUDE MAN/サザンオールスターズ
  • ジ・アンヴォイ(外交使節)/ウォーレン・ジヴォン

やはり0点作に比べると数が多いですね。続いて1983年です。


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posted by gyogyo6 at 22:58 | Comment(6) | TrackBack(0) | よい音楽(松) | 更新情報をチェックする