2014年11月25日

Song of the Year 2014

「今年もっとも世間に浸透した曲」といえば「レット・イット・ゴー(ありのままで)」を置いて他にはないですね。曲としては「生まれてはじめて(For The First Time In Forever)」のほうが面白くて好きなんだけれどもいかんせんこいつは歌うのがちょっと難しい(まーレリゴーも簡単ではないけれど)。

それにしても外来ミュージカル映画の主題歌が大ヒットするなんて1950〜60年代ぽくて面白い現象でした。これはちょっと予想できなかった。大ヒットなんて社会現象はえてしてそういうものですが。


普通なら日本レコード大賞(まだあるんだ…)間違いなしってところですが、いろんな力関係やら何やらかんやらでノミネートなし。そのかわりに「特別映画音楽賞」という謎の賞が設けられ、そちらを受賞しています。(あと『妖怪ウォッチ』が特別賞)

第56回 輝く!日本レコード大賞

「アナ雪」主題歌は大賞候補ならず…原則論で選考から“除外”

↑を読みますと、「日本国内で最初に発表された作品について選考審査を行う」のが原則らしく、レリゴーは英語版が先に米国で発売されてるから対象外なんですとよ、「アナ雪」側は別にこんな賞欲しくもないのでしょうけど。そういうことしてるから権威も注目度も再浮上しないんだと思います。


posted by gyogyo6 at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

「準備」していたのか

Steve Jobs Homage Ads| Ads of the World

スティーブ・ジョブズの死去を悼む広告の紹介です。(2011.10.6付け)

ジョブズを追悼する素晴らしい広告たち | トブiPhone

その日本語での紹介です。(2010.10.7付け)

ところでですね。こういうことがあります。

その1

お通夜に出る時には、喪服ではなく平服・礼服で駆けつけるのがマナーとされています(地域によって違うかもしれませんが)。変に準備が良すぎるのは、…というわけですね。

その2

新聞社は、訃報記事に備えて大勢の人の予定稿・評伝をふだんから用意しているそうです。不謹慎な、という人もいるでしょうがそれが彼らの仕事なのでしょう。時々、誤報で生きている人の訃報記事が出てしまって騒ぎになることも。

ということを踏まえて

さきほどの広告集を眺めてみますと少々複雑です。死去の報からいくらも経たないうちに、というのは、いつから準備していたのだろうかと。どうなんでしょうね。

ほかにも、死去の報直後にいろんなメディアや個人の方が力の入った記事をたくさんアップされていましたが、うーんこれらもそうだったのかなとちょっと思ってしまいます。もちろん準備は必要だとは思いますが、準備していたのだなと悟られるようなのは、ちょっと。特にこういうお悔やみの報に関しては。もちろん自分も例外ではなくて、たとえばひとつ前の記事などそう思われたりすることもあるのかも知れません…。

posted by gyogyo6 at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2011年01月30日

ぜったい許せない! マイナー=悪だなんて

来週からプリキュアの新シリーズ「スイートプリキュア♪」がはじまります。

朝日放送 | スイートプリキュア♪

しかしながらこの紹介文にちょっと見過ごせない一節が!

世界の平和を守るといわれている「幸福のメロディ」が書かれた「伝説の楽譜」が、世界を「不幸のメロディ」であふれさせようとするマイナーランドの王「メフィスト」に狙われた!

そうですか。で、「幸せな音楽の国」が「メイジャーランド」なんだそうですよ。ええー「メイジャー」が幸せで「マイナー」が不幸って、そんな世界観? なんかやだよそんなの。

この世にあふれるマイナーキーの名曲の立場がないじゃないですか。というか初代「ふたりはプリキュア」の主題歌はマイナーキーだったじゃないですか! なんてこった。

というわけで、この世のメジャーキーとマイナーキーの曲で、どっちがいいのか考えてみようではありませんか。とはいっても曲なんて星の数ほどあるので、「オリコンの年間シングル1位を取った曲」で調べてみましょう。『1年間、この国で一番聴かれていた/流れていた音楽』ということで大きくハズレはないでしょう(2000年代以降はちょっと怪しくなってきますが…)。

1980年以降2010年までの31年間。さてどうなのか。なおデータ出典はウィキペディア「Template:オリコン年間シングルチャート第1位」です。頭の「マ」がマイナー、「メ」がメジャーの曲。

  • マ 1980 ダンシング・オールナイト (もんた&ブラザーズ)
  • マ 1981 ルビーの指環 (寺尾聰)
  • マ 1982 待つわ (あみん)
  • マ 1983 さざんかの宿 (大川栄策)
  • マ 1984 もしも明日が…。 (わらべ)
  • マ 1985 ジュリアに傷心 (チェッカーズ)
  • マ 1986 CHA-CHA-CHA (石井明美)
  • マ 1987 命くれない (瀬川瑛子)
  • メ 1988 パラダイス銀河 (光GENJI)
  • メ 1989 Diamonds (プリンセス・プリンセス)
…おお、こ、これは! マイナーの圧勝じゃないですか! 世界は一体どうなるんだ! というか80年代「歌謡曲」の時代はマイナーキー全盛ですね。終盤にメジャー曲が巻き返してきます。さあ90年代の「J-POP」時代にはどうなるのでしょう。後半へつづく。

続きを読む
posted by gyogyo6 at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

尾崎裕哉くん。お前はお前の歌をうたえ

尾崎豊の息子、尾崎裕哉くんのうたう "I LOVE YOU" が話題になっています。

尾崎豊の息子がCMで披露したI LOVE YOUに鳥肌 (NO TRY, NO LIFE)

確かに、亡きお父さんを彷彿とさせる歌声ですね。すばらしい。

上記記事に言及のある、とあるパーティで裕哉くんがフルコーラスうたった "I LOVE YOU" の動画も見たことがあります。歌い出すと、サーっと会場の空気が変わっていくんですよ。これは「親父にそっくり」というだけではない、うたの力を持った人間のワザです。すばらしいすばらしい。

しかし、だからこそ、裕哉くんには父親の歌をうたってほしくないのです。

これだけ歌えるんだから、お前はお前の歌をうたえよ。そんな、父親がつくった(しかも作ったのはいまの裕哉くんよりも若いときだぜ)歌なんかうたうなよ。尾崎豊の歌を聴いてきた者に向かってじゃなく、尾崎裕哉の歌を聴こうとする者にうたえ。

自由っていったいなんだい
君は思う様に生きているかい
(Scrambling Rock'n'Roll, 尾崎豊)

思う様に生きて、思う様にうたってほしいものです。もしも本当に歌いたいのなら。歌いたいことがあるのなら。

裕哉くんの前途に大いなるエールを送りたいと思います。

Scrambling Rock'n'Roll

この曲が収められている尾崎豊のセカンドアルバム「回帰線(Tropic of Graduation)」が出たとき、ちょうどうちのレコードプレーヤーが壊れてまして、私はこのアルバムをカセットテープで買いました。カセットテープにアルバムを録音した商品というのが販売されてたんですよ、レコードとほとんど変わらない値段で。そんな時代でありました。

B00005G6GF 回帰線
尾崎豊
ソニーレコード 1991-05-15

by G-Tools
B001TMEEUK 回帰線 (Blu-spec CD)
尾崎豊
SMR 2009-04-22

by G-Tools

現代ではBlu-spec CD盤なんてのも出てるんですね。私は今に至るまでこのアルバムはカセットテープの音でしか知らないんですが(笑)、どんな音質になってるでしょうか。

posted by gyogyo6 at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

パクリとオマージュ

その昔は、パクリだと訴えるといえば「私の作品をあの有名作家(作曲家)が盗作した!」と、どちらかといえば無名の人(本人)が主張するパターンが多かった気がする。「マイナーだからバレないと思ってたんだろう!」って。我々はその主張を聞いて「いやーそんなの知ってたはずないだろ(でも確かに似てるな…)」と思ったものです。

最近はこれと逆で、「あの作品は有名な(=誰でも知っているような)アレをパクったものだ」と外野がやかましいパターンばっかりだ。どっちもそこそこ有名作という。いや、パクった方がマイナーという例の方が多いかも。こういうのだと大変見つけやすいけど、つまんない。でも「正義の名の下に断罪」がお好きな方は多いようですね。本来、こういうのは真似られた(と感じた)側が怒って訴えない限り、静観してるべきと思いますが。

なにか先行作に似ている作品があった場合、似ている先が自分よりもマイナーなものならパクリと呼び、似てる先が自分よりメジャーなものならオマージュということにして笑って許してやる、あたりが外野として妥当なところかと考えていました。でも、最近の傾向は違うようです。うーむ。

なんてことをワールドカップ開幕戦を観ながら考えてました。(←唐突)
posted by gyogyo6 at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

世の中に流れる音楽

私がtwitterでフォローしているくろんさんのつぶやき。

_klon / くろん
音楽の話だけを書くと、ニコニコ動画は世の中に流れる音楽の質を極端に下げたと思う。それが悪いと言うつもりはまだないけど。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/06/post-6a6f.html at 06/03 04:45

同感であります。と同時に、これはバンドブームの時も、パンクロックの時も、シンガーソングライター全盛の時も、はたまたビートルズ登場の時もプレスリーデビューの時も、同じことが言われたのだろうとも思います。

ところで、カラオケチェーン JOYSOUND がまとめているランキング、最近はとんでもないことになっています。

ランキング : カラオケランキング-総合 | JOYSOUND.com

5/24〜5/30のランキングで、トップ10のうち「初音ミク」などボカロものが7曲、アニソンが2曲。唯一入っている「ふつうの曲」が坂本冬美だけ、という、なかなか凄い状態です。これが「総合ランキング」というのが、にわかに信じがたい。もっとも、こんなことになっているのはJOYSOUNDだけのようですが…。

まあこれは「世の中に流れ」てるんじゃなくてカラオケルームの中に流れてるのですけど、いつからこんなことになったのでしょうかね。

posted by gyogyo6 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

「デイリーチャート1位」って意味あるの?

なんか最近、こういうミクロの順位が注目されているようだ。ヒットの指標としては、そんな瞬間風速よりも、たとえば5週連続でトップ10に留まるかという方がよっぽど重要だと思うんだけど。


posted by gyogyo6 at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

たぶん、教授とは出会えていない

坂本龍一、タダになった音楽は再び「ライブ」へ回帰する

きょーじゅぅ、そりゃそうかも知れませんがね。

ただね、これだけはつぶやかせてほしい。わたしが坂本龍一のおんがくにであったのは、小学生のときだ。おこづかいなんてろくになかったので、親をおがみたおしてYMOのアルバムを買ってもらい、家の「応接間」にあった古いステレオで聴いていたものだ。まちがいなく、いまのじぶんの何%かはあのころにつくられたものだ。

それが、たとえば坂本龍一がいま音楽活動をはじめたとしましょう。いま自分が小学生だったとしましょう。わたしと教授は、どこでどのようにして出会い、自分の血と肉がつくられていくのだろうか、と。あるいは出会わないままなのかと。

ライブへの欲求が高まる、そうなんでしょう。アーティスト側もリスナー側も、そうなんでしょう。今のわたしならそう言うかもしれない。でも、そういう世界ができたとき、その中に入れない人がきっと大勢できる。それは、たぶん、かつての自分のような人たちだと思う。

もちろんそうなったらそうなったで別の出会い(たとえそれが「アニソンを聴き倒してる」みたいなものであっても。そのこと自体は肯定も否定もしない)があるんだと思うし、アーティストの側にも「ライブに来れない子供は、オレのお客さんじゃないよ」という権利だって当然ある。それこそパラダイムとやらが変わるのなら、何もかもが変わるんだろう。

でも、そうなった世界で、「坂本龍一」のような存在は現れるんだろうか。彼のようなタイプの「スター」が。

そうじゃない世界を生きたものにとっては、ちょっと不安なのです。今の子供には「そんなの知ったこっちゃないよ」と言われそうですが。

posted by gyogyo6 at 00:19 | Comment(3) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年03月12日

「芸術的完全性を保持」ですってよ

うーん、言わんとしてることはわかるんですが。

アルバム曲の個別ダウンロード禁止、ピンク・フロイドがEMIに勝訴 (AFPBB)

ピンク・フロイドがダウンロードめぐり勝訴 (WSJ)

要は、「オレたちはアルバムを作ったんだ、1曲毎のバラ売りはダメだ」ということです。

英高等法院は、EMIとピンク・フロイドとの契約の中に、「アルバムとしての芸術的な完全性を保持する」ことを定めた条項があることを指摘。この制限に基づいて、EMIはアルバムに収録された楽曲についてはバンドの承諾なしに1曲ずつ個別に販売することはできないと認定した
これは商売の問題ではなく、芸術の問題だ

ごめん、私は最近、iPodでシャッフルさせて聴いてます。それくらい、許してくれますか? ロジャーさん。

芸術的な完全性、ねえ。それはもっともなのですが、それじゃあ曲を寄せ集めたこんなベスト・アルバムなど作らない方がいいですよね。どうなんでしょう。各アルバムの曲がバラバラに配置されてますけど、これはいいんでしょうか?

エコーズ〜啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド
エコーズ〜啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド ピンク・フロイド

おすすめ平均
starsこの新ミキシングは凄い!
starsどうやったら、こんなベストアルバムを作れるんだ。
starsLIVE8
starsピンクフロイド入門に適したコンピアルバムです
starsほほう…

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

iTunesとかでは今は1曲単位で買うことが出来ますが、今後はどうなるんでしょう。

posted by gyogyo6 at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2010年01月29日

海の向こうに音楽が沈む

音楽業界がいかに危ないか俺が優しく教えるスレ

俺も、いわゆる同人の音楽って決して否定しないけど すごい気になるのがみんな音楽の作り方知らないから 素材がいいものはあるんだけど総じてクオリティ低いじゃん。 それはそれでイカンとおもってる。

これね、「原石を磨かない」ということですよね。原石のまま愛でて「これは野趣があってよい。神」とか言ってるんですよ、私もそういうのはつまらないと思う。ずいぶん過去の記事→ "2.0"で文化はどれだけ豊かになるか (2007.4)

というわけで「音楽業界」はなかなか大変そうだ。で、このスレを読んでいて思い出したのが、1999年に中村とうようが書いた「ポピュラー音楽の世紀」の最終章。

世紀なかばにあたる五〇年前後がいちばん高波の連続で、まずジャズでパーカー、次にロックのエルヴィスが大波を起こした。続いてビートルズが波を起こし、七〇年代後半にパンクが波を起こした。それ以降も波はあったが、だんだん小さな波が頻繁に起きては消えるさざなみ模様となり、世紀が終わるころには、ほとんどベタなぎ状態の海の向こうにポピュラー音楽の世紀が沈んでゆく、という印象が強い。

もちろん中村とうようは20世紀末の世界の音楽状況について書いたのであり、ゼロ年代末期の日本の音楽のことを予言したものではありません。しかしまあ、なんとぴったりな表現ではないでしょうか。

ポピュラー音楽の世紀 (岩波新書) ポピュラー音楽の世紀 (岩波新書)

岩波書店 1999-09
売り上げランキング : 224106
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あれあれ、この本品切れですか? まったくもう。

posted by gyogyo6 at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

そういえばこの話どうなった

以前、「朝日放送が大阪のザ・シンフォニーホールのネーミングライツ(命名権)売却を検討」と報道されました。2004年12月22日のことです。

関西の殿堂、命名権売却へ ザ・シンフォニーホール (47news)

関西のクラシック音楽の殿堂とされるザ・シンフォニーホール(大阪市北区)を保有、運営する朝日放送が、赤字縮小のため同ホールの命名権売却を検討していることが22日、分かった。  同社は現在の交渉状況を明らかにしていないが、関係者によると、売却金額は「億単位の金額」を希望、「シンフォニー」の名前を残し複数年の契約を結ぶことなどを条件としている

その後、この話はどうなっているのでしょうか。売却が決まったとも、あるいは売却をやめたとも聞きません。「大阪にオーケストラは4つもイラネ」と公言する府知事も出現し、また「事業仕分け」なんかもあって状況はどんどん変わっている(恐らく厳しい方に)と思うのですが…。

追記

こんなニュースも。
事業仕分けに怒りあらわ 音楽関連5団体が緊急アピール (09.12.07)

行政刷新会議の「事業仕分け」で、文化予算を大幅に縮減するとの判定に対し、日本オーケストラ連盟など音楽関連5団体が7日都内で、緊急アピールの記者会見を開き、民主党へ要望書を提出した。会見にはピアニストの中村紘子さん、指揮者の外山雄三さん、新国立劇場次期芸術監督の尾高忠明さん、作曲家の三枝成彰さんら8人が出席。

追記(2012年)

まさかこんなオチになるとは。

朝日放送、「ザ・シンフォニーホール」を売却 (2012.3.30)

朝日放送は29日、日本初のクラシック専用ホール「ザ・シンフォニーホール」(大阪市)を9月にカルチャー教室など運営の滋慶(同市、田仲豊徳社長)に5億7900万円で譲渡すると発表した。朝日放送はホールを譲渡後、滋慶と賃貸借契約を締結し、2013年12月末まで継続使用する。

命名権どころか、ホール自体が売却されてしまいました。おやまあ…。


posted by gyogyo6 at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

好奇心の減退は由々しきこと

先日、バックアップに使っている外付けハードディスクの中身を、ちょっと調べていました。

昔からのファイルがあったりなかったり、結構不完全なバックアップ内容なのですが、いろいろ検索していくと1992年に作成したテキストファイル、なんてのが出てきました。私がはじめてパーソナルコンピュータ(マッキントッシュ)を買ったのが1990年ですから、ずいぶん前のが残っていたものです。懐かしくなって何を書いていたのか、思わず読みふけってしまいました。内容は、恥ずかしくてとても公開できるようなものではありません。

その中に、「1992年に行ったコンサートの記録」がありました。17年前、ですが、あーこの頃はすっごいたくさん通ってたなあ、ジャンルもロックにクラシックにジャズに沖縄音楽に…といろいろ聴いてたもんだなあと思い出してきました。それが今はどうだろう。

「若かった」の一言で済ませるのはなんだが違う気がします。昔の自分は、確かに今よりも好奇心旺盛で、貪欲に音楽を求めていたんだなあと。CDもたくさん買ってた。それが今はどうだろう。ずいぶん好奇心が減ってしまったように、改めて感じます。これはいかん。

そういえばこのブログで年末になると「今年の一枚」的記事を毎年書いていますが、だんだん選ぶのがしんどくなってきてたりして。うん、いかんいかん、馬力をかけて聴かないとな。今年の一枚に斉藤由貴の紙ジャケ再発ものとか選んでる場合じゃないよなあ。いや、あれはいいものでしたが。

がんばります。

posted by gyogyo6 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

昔の記事を発掘してみる

新ラ :学校での音楽の授業の意味の無さは異常 むしろ逆効果 という記事。

まー、そんなもんですかね。ということで、このブログのちょうど5年前(2004年10月28日)の記事へのリンクでも貼っておきましょう。

「ドレミノテレビ」の素晴らしさ

この「ドレミノテレビ」とは、6年前にNHK教育でやっていた音楽教育番組。テレビ番組としてははじめて「グッドデザイン大賞」を受賞しました。まだNHKにホームページが残っています。

○ooドレミノテレビoo○ (音が出るので注意)

ここで試みられたようなことを、学校でもやってくれたら面白いのですけどね。ただ、こういう授業をできる力量を持った先生がどれだけいるのかが問題でしょう。「ドレミノテレビ」は全編DVD(全5巻)になってますので、興味のある方はぜひ。

ドレミノテレビ1 [DVD]
ドレミノテレビ1 [DVD]
ビクターエンタテインメント 2004-09-22
売り上げランキング : 12913

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
ドレミノテレビ2 [DVD]
うたううあ
ドレミノテレビ3 [DVD]
ドレミノテレビ5 [DVD]
ドレミノテレビ4 [DVD]
『ドレミノテレビ』は、小学低学年向けの音楽教育の番組。コンセプトは、音楽によるコミュニケーションの楽しさ、自己表現・自己解放の素晴らしさといった音楽の本質を感じること。番組には歌手UAが出演し、日本古来の童謡や唱歌を圧倒的な歌唱力と斬新なアレンジによって現代に蘇らせます。また、プロのパーカッショニストによる、動詞をキーワードにした番組オリジナルのワークショップも特色の一つ。正しい音程や歌唱法など、音楽の結果を提示する従来的な教育番組とは異なり、出演する素人の子どもがその場で生まれる音による生々しい音楽体験を通して、音楽的感覚を身体的・体感的に学んでいくプロセスを見せる画期的な番組です。
posted by gyogyo6 at 22:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

CDが売れる売れないに関わらず、流行歌は出ない

ゆうべは「ミュージックステーション」を見る気はなしに見ていたのだけれど、3時間スペシャルの企画が「あなたとアーティストが選んだ新・国民的名曲BEST100」なるもの。

http://www.tv-asahi.co.jp/music/m-contents/090925sp/rank_index.html

これがそのベスト100のリストで、まあこのランキング自体にはいろいろ意見もあるでしょうが(私も言いたいことはたくさんありますが)、それはひとまず置いておくとして問題は3時間かけてこんな企画をやってしまうということです。内容は過去の回顧。制作予算の問題もあるのかもしれませんが要は「いま売れてる曲」「いま売れてるアーティスト」ではもはやスペシャル番組を作れないってことでしょう。昔の「ミュージックステーションスペシャル」ってこんなんじゃなかったよなあ。

で、これを書いてる今ちょうどBSフジで「名曲HEY! HEY! HEY! スペシャル」なんて2時間番組をやってます(地上波の再放送ですよね)。やってること一緒。

他方、CDが売れなくなってるよというニュース。いまや、運が良ければ3000枚売れたらオリコン週間チャートの20位に入れるのだそうです。

オリコンシングルチャート、20位が史上初の3000枚割れ…59位からは売上1000枚に満たず:The Natsu Style

とはいえ、チャートの主役が歌謡曲からJ-POPに変わったころから、「ヒット曲」というのがよくわからなくなってきました。昔は、別にミリオン売れなくても「みんな大概知っている」曲があったものです。沢田研二とか森進一、桜田淳子に中森明菜の曲など、そうだったでしょ? 老若男女問わず、好き嫌い問わず、世に広まっていたものです。

それがJ-POPの時代になると、すごい売れてるはずなのに知らない人は全然知らない、となってゆきます。タイアップなどがバンバンついてミリオンセラーにもなるのに、限られた層にしか広まらないという。そのうちにCDの売り上げも落ちてきて、いまやチャートはジャニーズとアニソンと演歌ばかりが目立つ。何が流行ってるのかなどさっぱりわからない。ベタ凪ぎといってもいい状態です。

今さら「歌謡曲」の復権も難しいでしょうし、このまま「ヒット」という現象がこの国では消えて行くんでしょうか。(ここで「エントロピー増大の法則」とか書くと怪しげな理論になりそうですがやめときます)



posted by gyogyo6 at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

賞味期限がどんどん短くなってきて

Perfumeのニューアルバムを聴いてます。中田ヤスタカは相変わらず超多忙のなかでいい仕事をしますねと思います。しかしですね、なんかこのサウンド、メインストリームで激しく消費し尽くされようとしてませんかね。

一昔前の名プロデューサーと呼ばれた小室哲哉やらビーイング長戸、半昔前のつんくなどなど、こういう人たちの賞味期限が年を追う毎にどんどん短くなってきているような気がします。来年と言わず、今年の年末頃にはどうなってるかわかりません。辛いところですね(この予想は外れてほしいものです)。

その点、現在の突出した才能の中でいいポジションにいるのは菅野よう子かなと思います。あれだけ評価されながら主戦場はアニメやCMという、決して主流になりえないジャンルに置いてる。いっぱい引き出しを持ってそうな人なのに不思議っちゃ不思議ですが、このフィールド限定主義が息の長い活躍と支持には役に立ってるのかも知りません。いや、分かりませんが。

posted by gyogyo6 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | オぴニオンw | 更新情報をチェックする