2015年06月09日

ハイレゾよりストリーミング

  • アップルのWWDC2015で発表されたもの… Apple Musicというストリーミング配信サービス。
  • いつの間にかどっかへ行っちゃったもの… iTunes Storeでのハイレゾの配信サービス

というわけでストリーミングサービスが華々しく発表されました。アップルのブランド力と、既に多くの人の手元にあるiPhoneやiTunesなどの力で、多くのユーザーを獲得する目算なのでしょう。まあそれはいいんです。

その影で、噂にも上らなくなってしまったハイレゾ配信の話。ちょうど1年前のWWDCの前には、レッド・ツェッペリンのアルバムハイレゾ配信がはじまったタイミングと重なったこともあり、「いよいよiTunes Storeでもハイレゾを扱うぞ」という噂があったもんですが、WWDCが近づくにつれてその噂も下火になり結局何の発表もありませんでした。

 去年の噂の例:

そして今年のWWDCでは、ハイレゾ配信に関しては噂すらありませんでした。

「いよいよ音楽のハイレゾ配信が本格化する!」と言われてどのくらい経つのか。こういうのは、アップルが始めない限りはニッチなサービスに留まったままだと思うのですよ。iPhone以前にもスマートフォンと呼ばれるデバイスはあったし、Apple Watch以前にもスマートウォッチは存在した。でも、アップルが発売したことで、世間に「そういうジャンルのモノがあるんだ」と認知された。…アップルとは、今やそういう役割を果たす企業なんですよ。Apple Watchが成功しているかどうかはちょっと分かりませんけど。

で、アップルはハイレゾ配信に参入しない。ということは、たぶんこのままでは、ハイレゾはマニア向けニッチ市場のままでしょう。

結局は「そこにニーズがない。データのダウンロード販売はAAC256Kで十分だ。ハイレゾどころかCDクオリティさえ必要ない。で、これからはストリーミングだ」と判断しているのでしょうか。うーん残念です。

本当にハイレゾが要るのか、よくわかりません。けれどこれまでデジタル音楽と言えばCDの音を聴いてきた自分にとっては、やっぱりダウンロードで購入するならCD音質かそれ以上のものがほしいじゃないですか。気分の問題といえばそれまでですが。

そんなわけで、ハイレゾのダウンロードはこれからも e-onkyoOTOTOYHDTracks などから探すことになろうかと思いますが、うーんこれじゃあ状況は変わらないよなぁ。

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2015年04月29日

音楽図鑑が

坂本龍一の1984年作「音楽図鑑」のリマスタ版が発売になっている。

B00STULAH0 音楽図鑑-2015 Edition-(紙ジャケット仕様)
坂本龍一
ミディ 2015-03-24

by G-Tools

これが坂本龍一の最高作かどうかはいろんな意見があるだろうが、「音楽図鑑」が私の中では奇跡の一枚的アルバム。

今や古典の風格漂うこの作品が「今月の新譜です」とレコード屋に並んでいた時代を自分は生きていたのだ。

というかもう30年前だ。30年前!

とはいえ、当時の私はおこづかいも少なかったので、このアルバムは友達から借りて聴くばかりだったのだけど。

あと同時期にあった、日本生命のCMソングを収録した12インチレコード。何名様だかにプレゼントという企画を日生がやっており、親に「応募するで」と言ったら「そんなん当たったらレコードと一緒に保険のセールスが来るからダメ」と拒否された。やむを得ずこれも友達に借りた。何とお母さんが日生のセールスレディ(当時は「日生のおばちゃん」だったか)をやっている友達がいたのだ。おばちゃんは家には来なかった。ラッキーである。

その曲「きみについて・・・・・・。」もボーナスCDに収録されている。

というわけで30年後にはじめての実物を所有することになった。

ライナーノートには、リマスターの音圧が低いことについての説明があった。

「どうぞ、いつもよりほんの少しステレオのボリュームを上げて、豊かな音の…」

いいねえいいねえ「ステレオのボリューム」。音楽を再生する装置のことを「ステレオ」と呼ぶ人とは、いろいろと話が合いそうな気がする。

同じくライナーノートによると、アナログのマスターテープからDSDでデジタルマスターを作ったそうで(エンジニアはオノセイゲン氏)、ハイレゾ版の音源も売られている。OTOTOYでは24bit/96kHz版が2枚組CD(16bit/44.1kHz、SHM-CD仕様)と同価格。24bit/192kHz版も大して値段が変わらない(5%高いだけ。なんだこの差は)。DSD版はちょっとお高い。

24bit/96kHz版へのリンク

24bit/192kHz版へのリンク

DSD版へのリンク

DSDフォーマットというのは、これじゃない別の音源を一度購入したことがあるのですが、うちの再生環境では残念ながら「こ、これは高音質! CDとは全然違うぜ!」みたいな感動は得られませんでした。カセットテープのノーマルとハイポジならラジカセでも音質変わりましたけどねー(いつの話だよ、って、もちろん「音楽図鑑」の頃の話です)。あ、「音楽図鑑」を当時録音したカセットはもちろんノーマルでしたよ。おカネなかったもん。


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2015年03月26日

中華な買い物

中国製品といいますと安かろう悪かろうのイメージが強いもんですが、最近はデジタルモノを中心に「思ったより良い」と評価されるものが増えてきているみたいです。

オーディオの世界でも、DACやデスクトップオーディオ、イヤホンといった小物で「あれ? 案外いいじゃん、この値段でこれならコスパいいじゃん」と驚かれるものがいくつかあります。

まあこの世界は、日米欧有名ブランドのグレードが高い製品でも、実は中国の製造会社がOEM生産しているなんてこともよくあるようで。iPhoneだって中国産ですもんね。ポテンシャルはかなり高い。というところで中国メーカーが頑張ると、ほほうと唸るものができる、というわけでしょう。

そんなわけで私も試しにイヤホンを買ってみました。 TTPOD T1Sってやつです。

WiseTech :: TTPOD (日本の輸入元)


スクリーンショット 2015-03-25 23.50.06.png

私が買ったのはブルー。実物はちょっと写真より安っぽかった。

中国語では「天天动听」と書くようです。

なんか見た目はとある有名な製品に似てると言われてますが、どうしてどうして見た目だけじゃなく中身もなかなかのもんです。ダイナミック型のデュアルドライバーで鳴らします。iPhoneなどのスマホ用リモコンもついてます(当たり前ですが、ちゃんと動きました。1ボタンのみで、ボリュームやマイクがないのは残念)。

ケーブルが白なので冬場はちょっと目立ちますが、これからの季節明るい色のシャツには合うかなと思って現在慣らし(鳴らし)中。

なおWiseTechさんの直販サイトでは、3月中は「新生活応援セール」とかでお安くなってます。私は別にこの春から新生活になったりはしませんが、まあいいや、買わせていただきました。ありがとうございます。


IMG_3133.jpg


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買ったパッケージの表記です。「シリカゲルセット一対」じゃねーだろとは思いますが、まあそこはご愛嬌。

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2015年01月16日

洒脱(しゃ・だつ)とは

今年のお正月は、西宮の芸文センターへ『宮川彬良とアンサンブル・ベガ』のニューイヤーコンサートに行ってきました(3日)。いやーこの人たち楽しいわ。みんなすごい人たちなんですけどね。

ところで。このコンサートのチラシに「アキラさんの洒脱なトークも楽しみ!」なんて書いてありましてですね。えーあの人の喋りって「シャダツ」ってものかー? と、家族でひとしきり盛り上がっておりました。

まあでも、ちゃんとした意味を知ってないとシャダツかどうかもわからないよね、というわけで意味を調べてみたんですがこれが意外な結果に。

まずネットで引ける辞書から。

俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。(デジタル大辞泉)
俗っぽくなく,さっぱりしていること。あかぬけしていること。また,そのさま。(大辞林第三版)
俗っぽさがなくさっぱりしているようす.(デイリーコンサイス国語辞典)

…なんだこれ? ほとんど一緒じゃないの。特に大辞泉と大辞林。どちらも大型辞書ですがニアピン賞もので一致しています。これって例の辞書がいう「芋辞書」ってやつじゃあ…。

というわけで手元にあった「例の辞書」、新解さんで洒脱を調べてみました。

何げ無くふるまう言動や軽いタッチの文章・書画の中に人を引きつける脱俗の風格が感じ取られる様子。(新明解国語辞典第五版)

おおお…。図らずも新解さんの深淵をまた垣間見てしまいました…。脱俗の風格ですよ旦那。

ということでアキラさんは「洒脱なトーク」でいいかな、と。

あっ、コンサートのこと全然触れてませんが、モンティのチャールダーシュをバイオリン二人でビタッと合わせて弾いたのにびっくりしたとか、室内楽ソナタ「ブラック・ジャック」はなんかお父さん風なところがあるなとか、うわーベースが5度ずつ上がっていくわーとか、そういうことは脱俗の風格に持っていかれましたです。




…………

アンサンブル・ベガは、阪神大震災を契機に誕生しました。震災はあらゆるものを破壊していきますが、そんな中から産み出されるものもあります。西宮の芸文センターだって、そう。

それからこんな歌も。「満月の夕」

明日(2015年1月17日)で震災から20年。NHKでは23:15から、この歌を取り上げた番組が放送されます。

『満月の夕』〜震災から生まれた歌の20年〜 (リンク先の下から2番目)

posted by gyogyo6 at 21:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の周辺 | 更新情報をチェックする

2014年12月31日

紅白ツイート備忘録

2014年の紅白歌合戦を見ながらぼつぼつツイートしていたのですが、ツイートだけにいわゆる主語や目的語がなく後から読み返すとたぶん何についてのことだかわからなくなると思うので、この場を使って補足したいと思います。

福田こうへい「東京五輪音頭」前。ゲスト審査員の黒柳徹子が紹介時に登場、東京五輪どころかずっと前の「あたくし第9回(1958年)にはじめて司会をやったんですけれどもこの時は出場される歌手の方がみんな他の仕事と掛け持ちで梅田コマ劇場から放送が始まっても誰も来てないのそれでね誰かが到着するたびに『オンナが来たぞー!』とか合図が来てね」などお喋りの時間がたぶん予定を超えたのだろう。

なおこのブログでも過去に何度か取り上げてきた「五輪テーマソング」は、もうこの「東京五輪音頭」のリバイバルでいいんじゃないか。「あの日ローマで見上げた月が」を「あの日リオで」に変えればすべてOK。

郷ひろみ「99は終わらない」。スタンドマイクでパフォーマンスするも本人のアクション少なし。体調があまりよろしくなくて動けないのか。バナナマンと共演。

伍代夏子「ひとり酒」にて。「ふたり酒」は川中美幸。「誰に遠慮がいるものか 惚れた同士さ お前とふたり酒」ね。なんだか曲調まで似ていた。

天童よしみ「やっぱ好きやねん」。もともと女歌なんだけどね。

ももいろクローバーZの緑の子がインフルエンザで出演できないこと。一緒に仕事してるはずなのに一人だけ感染するってどういうことなんだろうな、自分は家族にうつしちゃったのに。という感想。

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posted by gyogyo6 at 23:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽の周辺 | 更新情報をチェックする