2015年01月16日

洒脱(しゃ・だつ)とは

今年のお正月は、西宮の芸文センターへ『宮川彬良とアンサンブル・ベガ』のニューイヤーコンサートに行ってきました(3日)。いやーこの人たち楽しいわ。みんなすごい人たちなんですけどね。

ところで。このコンサートのチラシに「アキラさんの洒脱なトークも楽しみ!」なんて書いてありましてですね。えーあの人の喋りって「シャダツ」ってものかー? と、家族でひとしきり盛り上がっておりました。

まあでも、ちゃんとした意味を知ってないとシャダツかどうかもわからないよね、というわけで意味を調べてみたんですがこれが意外な結果に。

まずネットで引ける辞書から。

俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。(デジタル大辞泉)
俗っぽくなく,さっぱりしていること。あかぬけしていること。また,そのさま。(大辞林第三版)
俗っぽさがなくさっぱりしているようす.(デイリーコンサイス国語辞典)

…なんだこれ? ほとんど一緒じゃないの。特に大辞泉と大辞林。どちらも大型辞書ですがニアピン賞もので一致しています。これって例の辞書がいう「芋辞書」ってやつじゃあ…。

というわけで手元にあった「例の辞書」、新解さんで洒脱を調べてみました。

何げ無くふるまう言動や軽いタッチの文章・書画の中に人を引きつける脱俗の風格が感じ取られる様子。(新明解国語辞典第五版)

おおお…。図らずも新解さんの深淵をまた垣間見てしまいました…。脱俗の風格ですよ旦那。

ということでアキラさんは「洒脱なトーク」でいいかな、と。

あっ、コンサートのこと全然触れてませんが、モンティのチャールダーシュをバイオリン二人でビタッと合わせて弾いたのにびっくりしたとか、室内楽ソナタ「ブラック・ジャック」はなんかお父さん風なところがあるなとか、うわーベースが5度ずつ上がっていくわーとか、そういうことは脱俗の風格に持っていかれましたです。




…………

アンサンブル・ベガは、阪神大震災を契機に誕生しました。震災はあらゆるものを破壊していきますが、そんな中から産み出されるものもあります。西宮の芸文センターだって、そう。

それからこんな歌も。「満月の夕」

明日(2015年1月17日)で震災から20年。NHKでは23:15から、この歌を取り上げた番組が放送されます。

『満月の夕』〜震災から生まれた歌の20年〜 (リンク先の下から2番目)

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2014年12月31日

紅白ツイート備忘録

2014年の紅白歌合戦を見ながらぼつぼつツイートしていたのですが、ツイートだけにいわゆる主語や目的語がなく後から読み返すとたぶん何についてのことだかわからなくなると思うので、この場を使って補足したいと思います。

福田こうへい「東京五輪音頭」前。ゲスト審査員の黒柳徹子が紹介時に登場、東京五輪どころかずっと前の「あたくし第9回(1958年)にはじめて司会をやったんですけれどもこの時は出場される歌手の方がみんな他の仕事と掛け持ちで梅田コマ劇場から放送が始まっても誰も来てないのそれでね誰かが到着するたびに『オンナが来たぞー!』とか合図が来てね」などお喋りの時間がたぶん予定を超えたのだろう。

なおこのブログでも過去に何度か取り上げてきた「五輪テーマソング」は、もうこの「東京五輪音頭」のリバイバルでいいんじゃないか。「あの日ローマで見上げた月が」を「あの日リオで」に変えればすべてOK。

郷ひろみ「99は終わらない」。スタンドマイクでパフォーマンスするも本人のアクション少なし。体調があまりよろしくなくて動けないのか。バナナマンと共演。

伍代夏子「ひとり酒」にて。「ふたり酒」は川中美幸。「誰に遠慮がいるものか 惚れた同士さ お前とふたり酒」ね。なんだか曲調まで似ていた。

天童よしみ「やっぱ好きやねん」。もともと女歌なんだけどね。

ももいろクローバーZの緑の子がインフルエンザで出演できないこと。一緒に仕事してるはずなのに一人だけ感染するってどういうことなんだろうな、自分は家族にうつしちゃったのに。という感想。

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2014年11月25日

Song of the Year 2014

「今年もっとも世間に浸透した曲」といえば「レット・イット・ゴー(ありのままで)」を置いて他にはないですね。曲としては「生まれてはじめて(For The First Time In Forever)」のほうが面白くて好きなんだけれどもいかんせんこいつは歌うのがちょっと難しい(まーレリゴーも簡単ではないけれど)。

それにしても外来ミュージカル映画の主題歌が大ヒットするなんて1950〜60年代ぽくて面白い現象でした。これはちょっと予想できなかった。大ヒットなんて社会現象はえてしてそういうものですが。


普通なら日本レコード大賞(まだあるんだ…)間違いなしってところですが、いろんな力関係やら何やらかんやらでノミネートなし。そのかわりに「特別映画音楽賞」という謎の賞が設けられ、そちらを受賞しています。(あと『妖怪ウォッチ』が特別賞)

第56回 輝く!日本レコード大賞

「アナ雪」主題歌は大賞候補ならず…原則論で選考から“除外”

↑を読みますと、「日本国内で最初に発表された作品について選考審査を行う」のが原則らしく、レリゴーは英語版が先に米国で発売されてるから対象外なんですとよ、「アナ雪」側は別にこんな賞欲しくもないのでしょうけど。そういうことしてるから権威も注目度も再浮上しないんだと思います。


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2014年11月16日

トイ・ストーリー4 だそうです

確か先週のニュースです。

「トイ・ストーリー4」の製作が決定 2017年公開

番外編や外伝ではなく「3の続編」らしく、頭の中に巨大な疑問符が。記事にもあるとおり3は「完璧なエンディング」だったので。でもラセター御大が直々に監督を務めるそうなので、不安と期待がいりまじる。



ところでちょっと前の休日、予定が流れてしまい、かわりに家で昔録画していた映画を「上映会をやろう」と家族一緒に見た。「トイ・ストーリー2」。1と3は見ていて2だけが未見だったのです。

もちろん大変面白かったのだけれども。この映画には飛行機に積み込まれる荷物を取り返しに空港のバックヤードに潜り込む場面があります。コンベヤの向こう側がジェットコースターのようなものすごいことになってる中を探し回るんですが、これどっかで見たぞと思って記憶をたどると

…………
………
……

あああれだ、同じピクサーのアニメ「モンスターズ・インク」だ。と思い出しました。「子供部屋に通じるドア」を管理してる倉庫の描写とそっくり。ドタバタ探し回る展開も全く一緒だ。

「モンスターズ・インク」公開の方が後(2年後)なので、あのシーンは2年前の「トイ・ストーリー2」のセルフパロディだったのだな。と今頃気づきました。

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2014年10月06日

大人の科学「エレクトリック・スチールドラム」

学研のムック「大人の科学magazine」は、時々変な楽器が付録になって楽しい。私は、「テルミンmini」と「アナログシンセサイザーSX-150」の時、買ってきて楽しみました。

で今発売されている号についてるのが「エレクトリック・スチールドラム」。これは素晴らしい。即買い。

スチールドラム(スチールパン)とはカリブの小国トリニダード・トバゴで生まれた鉄製の打楽器。鉄を叩いているとは思えない、柔らかな音が出ます。一枚の板なのに叩く場所によって音の高さが変わり、音階を奏でられるという不思議な楽器です。これはそのミニチュア版。

エレクトロニック(電子)ではなくエレクトリック(デンキ)なのがミソです。スチールドラム自体は完全にアコースティック楽器。裏側にエレキギターのようなピックアップをつけて、「エレクトリック」となります。

4056104360 大人の科学マガジン エレクトリック・スチールドラム (Gakken Mook)
大人の科学マガジン編集部
学研教育出版 2014-09-29

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スタンドから吊り下げられたドラムの直径は19センチのかわいいもの。低い方からラ、シ、レ、ファ♯、ラの5音にチューニングされています。製作時間30分、と本には書いてありますが、だいたいそんなものです。


IMG_2755.jpg

ちょっとわかりにくいですか。この角度からのほうがいいですかね。音程のある場所は、ちょっと凸型になっています。


IMG_2756.jpg

さっそく完成。叩いてみました。思ったよりいい音。低い2音はきれいに出ます。高い方はちょっと違う音が混じってるので、調整する必要がありますね。(混じったまま音を整える方がいいかも…)

付属の冊子(というかこっちがメインか…)ではスチールドラムの歴史や作り方などの解説、こちらも読み応えあり。実は今までスチールドラムの原理 〜なぜ同じところを叩いて違う音高が出るのか〜 がさっぱりわかってなかったのですが、これを読んである程度分かりました。でも完全には理解してません…。

なお、電池(CR2032のボタン電池)は付属しておらず別途用意する必要があります。夜中に作りはじめて「わあ買うの忘れた!」とコンビニに走って割高なものを買うはめにならないようご注意。私は100均ショップで2個108円のやっすいのを買ってきました。これくらいチープなものが似合ってるんじゃないでしょうか。また、音を出すだけなら電池は必要ありませんから、あわてて買う必要もありません。


IMG_2752.jpg

↑2個108円。他に作るのに必要なものはプラスドライバーですが、まあこれは大抵の家にあるでしょう。

なおアンプですが、こいつについてるのはプリアンプなので、デンキの音を出すには他にアンプが必要です。3.5mmのジャックにヘッドホンを繋いでも音は聞こえません(たぶんヘッドホンアンプが必要)。FMトランスミッター機能がついてますので、FMラジオを介して音を聞くことはできます。私は「エレクトリック」の機能はまだほとんど試していませんが、いろんなことができそうです。

本物のスチールドラム(いや、これだって本物ですが)は小型のものでも1万円とか2万円とかしますから、3千円ちょっとで手に入ってしまうのはたいへんに魅力的です。本気で調整・チューニングすればちゃんとした演奏にも使えそう。

これを作っていると横で見ていた小学校6年の子供が「大人の科学があるなら、子供の科学もあってええんとちゃう?」と言ってきた。う、うん、昔はあったんだよ、子供の「科学」がね…。ごめんな。大人たちのせいで、なくなってしまったんだ。

なおなお

以前作った「テルミンmini」、「アナログシンセSX-150」ですが、好評だったらしくバージョンアップ版が単体でも売られています。テルミンminiのほうは先日発売されたばかり。

4057002138 手をふれずに演奏できる電子楽器 テルミンmini+ 組立完成版 ([実用品])
大人の科学編集部
学研マーケティング 2014-09-30

by G-Tools
B005Q22HV2 アナログシンセサイザーSX-150 MARKII
学研 2011-11-09

by G-Tools


posted by gyogyo6 at 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人の科学 | 更新情報をチェックする