2019年09月07日

ブログ15周年とツールの終了について

このブログは2004年9月が初ポストなので今月で15年になる。15年とはいってもここ数年の更新状況はご覧の有様ですが。

で、その15年という区切りの時期にこのブログも一つの節目を迎える。

なんのことかというと、「使ってるブログエディタが古すぎて最新のmacOSで動かない」のですよ。


2005年以来、このブログはMac用のブログクライアントソフト「ecto」を使って更新している。ectoといっても最近では知る人も少なく、検索しても違うectoばかりが引っ掛かり目的のものはさっぱり出てこない。もうないも同然とみなされているのだろうが、15年前はそれなりに使われていたソフトだ。

最近ではアップデートも全然行われないが、こちらのブログ更新ものんびりしているし、それなりに使いやすいし、乗り換える理由もないのでずっと使い続けていたところ、遂に次期macOSであるCatalinaでは動作しなくなるという。そう、Catalinaからは32-bitで書かれているソフトが動作しなくなるが、ectoは当然32-bitソフトなのである。


さてどうしましょう?


というところだが、アップデートされて動くようになる可能性は限りなくゼロに近い。他のソフトに乗り換える手もあるが、ご覧のように年1回更新するかどうかのブログである、そんな値打ちもないだろう。

というわけでこのソフトとはおさらばである。まあブログエディタがなくとも、Seesaaの管理ページから更新はできるのでいいだろう。これまで全然使ってないので勝手が分からないけど、この先そうそう更新もないので何とかなるだろう。

長い間ありがとうございました。(つづく)

おまけ

一応、現在ectoの権利を持っている会社の紹介ページである。「macOS High Sierra対応のVersion4が近日Mac App Storeに登場」と書いてあるがもちろんそんなものは出ていない。


posted by gyogyo6 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | このblog | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

サブスクはじめました

今月、Apple MusicとSpotify(Premium)に加入した。とは言っても両方ずっと使い続けることは多分ない。Apple Musicの方は当初3ヶ月無料、Spotifyは当初3ヶ月100円、というキャンペーンを利用して、このお試し期間の間にどちらを継続するか見極めるつもりでいる。

それまでも、契約しようしよう次の春までにはしようと思いながらなかなかきっかけがつかめずにいた。

踏ん切りがついたのはこのアルバムである。

銀河鉄道の夜・特別版

これは30年以上前のアルバムのリイシューで、私はCDを購入するためにネットショップで予約していた。そうしたら円盤発売のその日にサブスクリプションで配信スタートである。

もちろん、フィジカルには綺麗なジャケットも付いてくる、読み応えあるブックレットもついてくる。私はそのために買ったので満足である。でもこうした限定盤すらも即日サブスクに入るのを目の当たりにして、気がついた。

加入するなら今だ。

そして次の日にブルース・スプリングスティーンのこいつが配信に入った。

Springsteen on Broadway

昨年10月から今年12月までブルースがブロードウェイの劇場でロングラン弾き語り公演を行なって話題になっていた、その千秋楽のタイミングでライブ盤がリリースされた。それでまた即日配信である。

もう潮時だろう。私はその日に契約した。

世の中に音楽のサブスクリプションサービスはたくさんある。2つの他にも、AmazonやGoogleのサービス、日本のやつではLINEやAWAなんかもよく紹介されている。

料金はほぼ横並び。あとは内容の差となるが、私がApple MusicとSpotifyを選んだ決め手はそんなところではなかった。理由はただ一つ、「自分が出入りしている場で話題になってるのがSpotifyとApple Musicしかない」からだ。周りのみんなが使ってるサービスを自分も使うのが一番いいだろう? という実にコミュニケーションファーストな考えである。

「あっちは何千万曲、こっちは何千万曲、あっちの方が多い」みたいな話は全く関係ない。何千万曲を全部聴くわけではない。自分の聴きたい曲、誰かが聴いてるのと同じ曲がそこになければ、何千万曲何億曲あろうが関係ない。

もちろん上記の2作品は、SpotifyでもApple Musicでも聴ける。

https://open.spotify.com/album/0jonjaeaCQqbwtDXM8T4v3?si=LD4qjDmzRCmsAyiYagK0wg

https://itunes.apple.com/jp/album/springsteen-on-broadway/1445588120


上がSpotifyの「銀河鉄道の夜」へのリンク、下がApple Musicの「Springsteen On Broadway」へのリンク。お手軽なものです。

実際に2つのサービスを体験してみると、インターフェイスはどちらも特徴があって甲乙付け難い。聴きたい曲はSpotifyの方が勝る。Apple Musicは既に自分のiTunesの中にある、大量にリッピングしたCD音源と統合して扱えそうな点も魅力的だ(もっとも、このせいでiCloudミュージックライブラリを有効にして使えるようになるまで随分と時間がかかってしまった)。

そんなわけで最終的にどちらを選ぶのか、当分悩みながら楽しむことになりそうである。今のところSpotifyが一歩リードかなあ、と言っておこう。



というわけで1年ぶりのブログ更新でした。

posted by gyogyo6 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iTunes | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

戦力外通告のピアニスト

高校時代からこのブログでずっと追いかけてきました乾真大投手(東洋大姫路高→東洋大→日本ハム→巨人)。今オフに巨人から戦力外通告を受けました。

本人は現役続行の意思があり、11月の合同トライアウトにも参加。

残念ながらNPB(日本プロ野球)球団との契約には至らず、12月19日、独立リーグのBCリーグ・富山サンダーバーズへの入団が発表されました。

元巨人投手・乾が独立リーグBC富山入団「優勝とNPB復帰を目指します」(報知2017.12.19)

ニュース | 新入団選手のお知らせ (富山サンダーバーズ公式2017.12.19)

はじめまして!
来季より富山GRNサンダーバーズでプレーさせて頂くことになりました乾真大です。
富山の地でチームの勝利と、目標であるNPB復帰を目指して投球していきます。
よろしくお願いします!

富山は、元ヤクルトの伊藤智仁が来季から監督として指揮を執るようですね。

というわけで乾投手は来年も現役野球選手として頑張るようです。当面の目標であるNPB復帰が叶うよう、頑張って下さい。

応援してるよ!



乾真大投手のNPB成績(2011〜2017)

通算74登板、86投球回、1勝2敗2H、防御率5.65

なお1勝も2敗も2Hもすべてプロ2年目の2012年に挙げたものです。この年に36登板、全登板の半分がこの年でした。

posted by gyogyo6 at 16:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 野球とピアノ | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

SEの次

iPhone SEというモデルがある。

このたび、iPhone Xという最上位機種が発表された。

「となると次に出るiPhone SEの上位機種はiPhone SEXになるのか?wwww」

みたいな話が出ている。



このような故事をご存じだろうか。

そのむかし、MacがまだMacintoshと呼ばれていた1980年代。

Macintoshのラインアップは「Macintosh II」というカラー機種、「Macintosh SE」というモノクロ一体型機種の二本立てだった。30年前の話である。


MacII.jpg


800px-Macintosh_SE_b.jpg

美しいですよね。

1988年にMacintosh IIの後継機が発表される。名前が「Macintosh IIx」。筐体はそのままで、CPUを68020から68030に置き換えたものである。(注:この機種は日本には導入されず未発売)

この発表で一部の者達は浮き足だった。

「となると次に出るであろうMacintosh SEの上位機種はMacintosh SExになるのか?wwww」

30年前にも同じことを言っていた。

そして満を持してSEの後継機が発表される。筐体はそのままでCPUを68000から68030に置き換え! ということは!

名前はしかし「Macintosh SE/30」になっていた。

ざんねん。おしまい。

そういえば

IIもSEも筐体のデザインはフロッグデザインによるもので実に美しい(その分高いけど)。私が最初に買ったMacはこの美しいSEであった。次に買ったのがCentris650という機種だったが、コストダウンの影響かデザインはアップル内製となり、なんだかNECのPC98みたいな外見になっていた。

posted by gyogyo6 at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 林檎 | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

スマホ回線をmineoに変えた記(いいところや良くないところ)

この春に携帯の回線を、長年使っていたauからmineoに変えました。約半年使ってみた感想を書いてみます。それにしてもmineoの公式ページ、派手派手ですね。

(久々の更新です)



安いの?

これは宣伝通り、安い。

これまでauでiPhone SEを使っていたときは、「スーパーカケホ」「定額5GB」「毎月割つき」「スマートバリューつき」という条件で月5千円弱だった(端末は機種変時に一括で支払ったため月々の支払額はゼロ)。

現在は、mineoの割引キャンペーン期間中(月800円引き。最初の6カ月)でもあるが月1,600〜1,800円。音声電話(20円/30秒)を使わなければ1,600円で収まる。比べるまでもなく安くなった。キャンペーン期間が終われば2,400円+通話料となる(金額はいずれも消費税込みの丸めた数字)。

ただ、これは使う前から分かってたことである。以下は使ってから分かったこと。



面倒じゃない?

最初だけ。

SIMロック解除について

私がやっているように、「au版のiPhoneをドコモ回線のMVNOで使う」にはSIMロック解除の手続きが必要となる。これはネットだけで手続きが完結し、手数料もかからない。(ネットでの手続きが面倒な人はauショップの窓口でもできる。ただし手数料2,000円がかかる)

SIMロック解除後は、使えるSIMが手元にあればそのまま挿せば使える。解除後もauのSIMを使う場合は、iPhoneのデータをバックアップ→本体を初期化→バックアップから復元、という作業が必要となる。

参考 iPhone のロックを解除する方法 - Appleサポート

私の場合、SIM切替の何週間か前に解除の手続きをやったので、後者の作業が必要だった。まあ手順通りにやれば問題はない。

MNPでの転出・転入

auのサポートに電話して予約番号をもらい、mineoのサイトで手続き。これもマニュアル通りにやるだけである。auのサポートの方は残念そうに引き留めてくれたが、まあそこは粛々と手続きだけやっていただいた。

とはいえいろいろ自分で動く必要があるので、これまで手続きはキャリアのショップに丸投げだった人には面倒くさいかも知れない。最近は店頭窓口を設けて展開しているMVNO業者もあるので、そう言う人はそちらを選ぶのも手である。なおmineoも東名阪・神戸に直営ショップがある。



通信速度遅くない?

これは「時間による」「環境による」としか。

調子のいいとき(早朝・午前中やら深夜やら)はそれこそ数十Mb/sという速度で通信できる。

問題は混雑時であり、特に平日の昼休み時間帯(12時台)はガクンと速度が落ちる。往年のアナログモデムでのダイヤルアップ回線のようだ。Twitterは画像が見えなくなり相当時間をかけないと画像が表示されなくなり、ウェブ閲覧もなかなかページが表示されない。LINEやメールなどテキスト中心のサービスは問題ないが。

さいわい私の場合、昼の時間帯はWi-Fi経由での利用が主なので、おっそいmineo回線を使わなくて済んでいる。そのため、「ほぼ」ストレスなく利用できるのでありがたい。このへんの事情は人それぞれなので、混雑時にどれだけ使うことになるかがポイントだろう。またmineoも速度改善対策として回線増強を継続しているということだが、将来のことはわからない。

なおふだんは問題なくても、条件が変わると別である。というのも、今年のお盆の時期に家族旅行したときに、ちょうど昼間12時ごろに使おうとしておっっっそい速度に家族がキレる経験をしたばかりだからだ。このように、少々の家庭内不和などの事態を起こす可能性はある。

なお、音声通話は大手キャリアと同条件である。



いいとこ教えて?

ギガ()の繰越のやり方が、利用者に有利にできているのがmineoの長所である。

私は月6GBのコースを選んでいるが、実際に使うのは月4GB程度である。すると2GB余り、これが翌月に繰り越される。

さて繰り越された翌月の扱いである。この月も4GB使うとする。使えるのが6GB+繰越2GBの計8GBとなっているが、大手キャリア3社は「まず当月の6GB分から」消費されていく仕組み。そして繰越分は翌月に再繰越されず消えてしまうので、次の月に繰り越されるのは(8-4-2)の2GBとなる。

mineoは逆に、先に消費されるのは「前月繰越分から」である。つまり次の月には(8-4)=4GB繰越となり、再繰り越しされずに消えてしまうことがない。次の月は(4+6)=10GBも使えることになる。やったね!

と、このように繰越量がどんどん貯まっていくため、私は月6GBのコースだけれど現在は月初に12GBも容量が残っていることになっている。

とはいえ、月に使うのが4GBの者にとっては使える量が8GBでも10GBでも実質何も変わりはないのだが。でもほら、なんとなく心に余裕ができるじゃないですか。

実質違いはあまりないのに、「心に余裕」とか「長所」だとユーザーに思わせてしまうところ、mineoは(ずる)賢いなあ。



よくないとこ教えて?

速度に関して通常使う分にはまったく問題ない(それでもWi-Fiを活用できることが前提かな)が、上で書いたような旅行時など「普通でない」時にはストレスが溜まる基となる。また、端末の故障や紛失などの緊急時対応も大手キャリアのようには期待できない。大震災のような不測の事態にもどうなるかは分からない。幸い私はそのような事態にまだ直面したことがないので、ここは何とも言えない。いずれにせよ「平時限定で使える安いSIM」に留まらないように願いたいものである。



結局どうなの?

私は変えて良かったと思う。ただ万人におすすめはまだできない。

自分でよく考えて判断できる人は、ぜひ検討してみるといい。



おまけ

あと、これで自分もmineoを使ってみようという奇特な方がいらっしゃいましたら特典付きの申込みリンクを置いておきますのでよろしければどうぞ。

貴方も私もほんのささやかですが幸せになるでしょう。

いきなり2倍!紹介キャンペーン|mineo(マイネオ)



おまけ2

「あんたは原発いらない派なのになんで関西電力系のmineoなんか使ってるのだ?」

いえ、だからですね、別に「関電ツブレロ」なんて思ってるわけはなくて、原発以外の収益源が伸びたら関電だって何が何でも原発を稼働させるというモチベーションが薄まるじゃないですかということを期待してですね応援の(以下略)だからネットもeo光ですし(以下さらに略)


posted by gyogyo6 at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPhone | 更新情報をチェックする

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